見出し画像

初・エルヴィスサンド


以前から存在は知っていたけど、食べる機会に恵まれなかったものシリーズ!

今回はその1つである、「エルヴィスサンド」をやっと食すことができました。



(少し前の記事で、食パン被りするからクロックムッシュはちょっと……みたいな話をしたが、今回はサンドイッチだし、あれはテイクアウトの話なので、カフェごはんだったらクロックムッシュもむしろウェルカムです。)


*****


エルヴィスサンドとは、その名の通りエルヴィス・プレスリーの好物で、彼の母親が作ったことに端を発する。ウィキペディアの説明によると、ピーナッツバター、バナナ、ベーコンを挟んだホットサンドを指し、「食品のカロリーは、かなり高い。」らしい……シンプルで短い文章なのに、どことなく圧力を感じるのは私だけだろうか。


この説明だけだと、そこまでカロリー高い? と思ってしまった。バナナとベーコンでビタミンとタンパク質も摂れるし、ピーナツバターの質次第で、実は栄養的にも優秀な存在になるんじゃないかしら。




しかし、一緒に行った友人から聞くところによると、エルヴィスサンドの元祖的なお店があって、そこではジャムも挟んでいるらしい。帰宅後に調べてみると、Fool’s Gold Loafというのがあり、上記の材料に加え、ぶどうジャムが塗られているという。そしてパン自体も大きく、みっちりしていたらしい。

さらに他のサイトを巡ってみると、バナナはバターでこんがり焼くだの、キャラメリゼするだの、はちみつをトッピングするだの、カロリーの上乗せがすごいことになってきた。エルヴィスサンドのポテンシャル、恐るべし……。




*****


そう考えてみると、今回いただいたエルヴィスサンドは、比較的おとなしい部類に入るものだったと思う(写真はありません)。



適度な厚さのトーストに、おそらく薄っすらとバターが塗られ、粒が大きめのピーナッツバター、生のバナナと焼かれたベーコン(やや厚め)が、きれいな層を成してぴっちり収められていた。



サクサクしたパンに、ねっとりとしたバナナという取り合わせがなかなか新鮮。しかしそれ以外は違和感もそれほどなく、「甘じょっぱい」が生み出す美味しさを噛み締めながら食べ進めたのだった。




そして今回の個人的MVPは、ピーナッツバター。私はピーナッツバターも好きなので、久々に食べられたという単純な嬉しさも正直あった。しかし、歯ごたえのある食感がアクセントとなり、濃厚な風味と甘味は全体をまとめ上げる役割を果たしていた。ピーナッツがある部分と無い部分では奥行きが違ったのである。たぶん。



ピーナッツバターにフォーカスしすぎて、もはやピーナッツバターの購入を検討し始めそうな勢いになったが、初のエルヴィスサンドはハッピーエンドで幕を下ろしたのだった。

……甘さ控えめタイプにしたら、料理にも使えるからセーフだと思うのよね(セーフとは)。




最後まで読んでくださり、ありがとうございます(*‘ω‘ *) よかったらスキ・コメント・フォローをお願いします! もしもサポートをいただけるのなら、私が気になっていた食事やおやつを食べる金額に充てさせていただき、記事にしようと思っています✏