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いらない意地といらない苦労


夫は今、気になっているマウスがあるらしい。

横にボタンが10個くらいついており、ショートカットキーの役割を果たすそう。現在使っているマウスも「戻る」「進む」はできると言っていた気がするが、10個となればそれどころの話ではない。普段使うショートカットのほとんどを網羅できるのではなかろうか。というかそんなに使うのかショートカット。



ちなみに私はマウスを使わない。昔は使っていたのだが、大学時代に使い始めた机が小さかったのか、有線のマウスだとコードが邪魔に感じ始めた。無線マウスも持っているが、電池代がかかるのが嫌。そういうわけでタッチパッドを駆使するようになり、それが定着してしまったのである。

マウスを使ったほうが快適なのはわかっている。小さな文字も狙い撃ちできるし、スクロールも楽ちんだ。範囲選択するときも、タッチパッドだと左指で左下部をクリックをし、それを維持したまま右指をパッド左上からまっすぐ横へ引いていく動きになり、ちょっと接触が悪いと文字が入れ替わったりしてキーっとなる。その点、マウスは左クリックと底面の動きなので互いの接触を考える必要がない。ストレスフリーだ。



しかし、これを書いている今もマウスは接続されていない。押し入れの中には、ショートカット機能もスクロールホイールが曲がる機能も無いのっぺりした有線マウスと、スイッチを消し忘れて『ああ、もったいない!』とショックを受けること数回(のちに封印された)の無線マウスが眠ったまま。



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どうやらマウスの他にも、左につけるテンキーにも興味があるらしい。右手にマウス、左手にテンキーという二刀流スタイルである。しかも、テンキーにショートカットを設定できるとのことなのだが、まだ足りないのかショートカット。


仕事をする上でショートカットは大事だし、パソコンに詳しい人はそのくらい使いこなすのだろう。しかし、私は話を聞いていて便利だと思う一方、なんだか納得がいかなった。




そんなに便利になっちゃっていいの……?? 


マウスパッド歴も5年を過ぎ、時々キーっとはなるが、基本的には違和感なく使えている。苦労して(?)習得してきた数々の動作が指1本動かすだけで終わってしまうなんて、それで本当にいいの……?(私が使うわけでもないのに)


そんな感じで険しい顔をしていたら、「なんで自ら苦労をしようとしてるの」と笑われてしまった。確かにそう。でもなぜか素直になれないのだった。



そうだ、タッチパッドはキーボードのすぐ下だから手の可動域が小さくて済むのでは……いや、なんでもないです。

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