でんたつ 【詩】
なにかの拍子に
一粒の清涼剤が
キャラメルの香りが
雨の前の雲が
ドロドロしたマグマが
ラッパと共に
あるいは音もなく
じわりじわりと
あるいは急激に
その部屋に現れたとき
それを野放しにせず
刺激しないよう慎重に
赤子にするかのように
愛をもって包み込み
気づかれないうちに
中心にある「芯」を見つけ
あるべき姿に仕立て直し
その部屋から出してやって……
そしてそれを
そっとあなたの前に差し出す
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