『もっと大きなパイを焼きましょう』
世の中には2種類の人(及び組織)がいます。 「食べる人」と「焼く人」です。
「食べる人」は、今あるパイをできるだけ沢山取ろうとします。「焼く人」は、もっと大きなパイを作ろうとします。
「食べる人」は、相手が勝てば自分は負け、自分が勝てば相手が負けると考えます。「焼く人」は、もっと大きなパイを作れば誰もが勝てると考えます。
Twitterは、より大きなパイを作りました。誰もがニュースや最近の出来事を人々に伝えられるようになりました。Googleは、広告ビジネスを代理店の手から奪い、中小企業に与えました。
こうした企業はみな、同じパイをもっと食べようとするのではなく、より大きなパイを焼いたのです。
大きなパイを焼けば信頼性が増し、次のようないいことが起きます。
●みんなが一緒に働く
誰もが利益を得られるので、競争相手でさえもい一緒に働くようになります。一つのアイデアに多くの人が協力すれば、それだけ更に、皆の利益になる結果が生まれます。
●「最先端の」進歩や変化が生まれる
パイの大きさが変わらなければ、進歩は止まってしまいます。パイが大きくなれば、新しいテクノロジーやアイデアが実を結びます。
●顧客が増え、多様化する
パイが大きくなると、それだけ商品やサービスのユーザーが増えます。コンピューターとインターネットの普及によって、より多くの人がそれらを利用し、更に大勢の人が利益を得ます。
「パイを焼く人」は「パイを食べる人」より遥かに魅力的です。