へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編 ①
←(新卒入社編から)
2社目のスタート
好印象からのはじまり
ボクのサラリーマン生活2社目のスタート。幸先は良かったと思う。
ブラック企業で染み付いた、ハキハキとした挨拶
目上に対して敬う風な態度
転職先にはこのような風習はなく、好印象を与えるのに十分だった。
文化の違い
転職先は、支店長含めて数人の所帯。20代はおらず、ボクが1番年下。
見た目には縦の序列も少なく、フラットな雰囲気。
1社目では目上の役職者は、必ず役名で呼ばなければいけなかった。
2社目では、そんな風習はなく〇〇さんでよい。パワハラ体質も見受けられない。
人は一見、優しそうだった。
1社目では、通称「押し込み」といわれる月末に向けた過酷な営業ノルマが課せられるが、そんな文化もない。19時位になるとほぼ全員退社。
とってもホワイト企業。
仕事も易しそうだった。
特に、厳しい環境からきたボクにとっては一見まさに「天国」でつまずく要素など皆無に思えた。
緩みと油断
前職の極度の緊張から逃れたボクはこの状況に緩み、油断をしてしまった。転職の成功「不思議な勝ち」から、勝手に万能感に浸った。
前職からの課題をすっかり忘れ、自分は一人前のビジネスマンだと勘違いした。
繰り返した過ち
あれだけ前職で苦労したのに…ボクはまた自分を実力値以上に、必要以上に大きく見せてしまう。
「新聞からの気付きを発信する」とかできる風なことをしたり、とにかくできもしないのに「できるPR」をしまくる。
入社したら基本的な仕事の流れ、その組織での流儀、構造を知り仕事の環境を作るのが先なのに。
その基本をすっぽかして、何なら「ブラック企業にいたオレが、ぬるま湯なお前らに仕事を教えてやる」的な居丈高な態度で…
余計なPRをし、自分の期待値をあげていく。
あくまでボクの実態値は新卒に毛が少し生えた程度の、社会人マナーも、営業戦闘力もヒョっ子の人間。
化けの皮が剥がれるのは時間の問題だった。
(→次回に続きます)
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