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ローローの出エジプト日記④ - ピラミッドだけはある!

漫画: けんいちパンダさん 

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空港からホテルに向かうだけのはずが、これだけいろいろ起きてなかなかホテルに到着しない、という恐るべきエジプトです。

また、たまたま犠牲祭の真っ最中だったので、タクシーの中からはネクロポリス(オールドカイロの死者の町)辺りを通過した時、

積まれた山羊だが羊の遺体や、それらの道に流れる血などが目に飛び込んできました。


生まれて初めてエジプトに飛んで来て、入国審査ではおしんの質問攻めに遭い、タクシー運転手集団には囲まれ、どうにか乗り込んだタクシーのドアは外れ、

そして道端に積まれた山羊、羊の遺体を目撃し、これでもかこれでもか、という次々に起こる驚きの連続よ...


さらに運転手が"走行中"にタバコを吸いだし、いきなりまさかの片手運転。


呆気に取られていると、

「あ、吸いたいかい? 一本どうだい?」

と"運転中にも関わらず、後ろを振り向き、タバコを薦められてきました。


案の定、目の前の停止中の車に衝動。

誰が見ても悪いのはこっちの車なのに、私の運転手はカッとして外に出て、前の車の運転手に怒鳴り出しました。

結局、すぐに飛んで来た誰か(赤の他人)が仲裁し、事なきを得ましたが、とにかくエジプト人は頭に血がのぼりやすい。

運転中の運転手にタバコを薦められる状況も、公共の場での怒鳴りあいの光景目撃も、その後何度も何度もありました。


それにしても、なかなかホテルに到着しない!


今回の漫画ですが、イラストのタクシー運転手はちゃんとガラベーヤ(民族衣装)の下に白いTシャツを着て胸元の肌を隠しており、

ピラミッドも第一のクフ王大ピラミッド(右端) にちゃんとうっすらながらも、入口が描かれているとても感心しました。

ディテールに凝っています、

人民熊猫画伯、流石です👍


追伸

先日は、長年の知り合いのエジプト人マダム (ビジネスで大成功しているやり手のクリスチャン女性) から連絡がきました。

「私ほど不幸な母親はいない、世界一不幸だ」

としょっぱなからため息、涙声。


な、なんだ、なんだ、どうしたんだ、とびっくりしたのですが

「一人娘がモスリムと結婚してしまった」。

...


あとは激怒して感情的にべらべら愚痴と不満のオンパレード...


言えるのは、

エジプトは平和みたいです...


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↑ギザの動物園。見えにくいのですが、飼育員が口にタバコをくわえています。
どの飼育員もみんな、タバコを吸いながら動物の世話(虐待)をしていました。
トラも象も麒麟もみんながりがりで肋骨が出ており、ショックを受けすぎて、この動物園には二度と足を運べませんでした。
(シリアのパルミラ君が来た時は、「シリアには動物園がないから」どうしても行きたい、ということでその時の案内は除く)




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