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ひとりごと:DIAMOND ハーバードビジネスレビューを読んで思う…

「自信を持ちなさい」という言葉は女性に対する凶器になる 善意のアドバイスがジェンダー平等を遠ざける理由 | ダイバーシティ&インクルージョン|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

女性に対して「自信を持ちなさい」という言葉が凶器になる

確かに分かる気がします。

「女性のキャリアアップ」に対して「自信を持ちなさい」という言葉を語る時にその背景には、これまでの社会構造であり、その仕組み自体が大きな変革を求められているのではないかと…


優位性も持つ側が自分たちの構築してきたシステムを毀損することなく、そのシステムのうえに新たなシステムを積み上げていくイメージなのではないだろうか… (思考のふり幅を極端にしてあります)


上記、に倣うのなら自分たちの優位性を確保しつつ、従来までの仕組みを経て新たなシステムへと至る事が正しい、或いは望ましいとのバイアスがあるのではないかとさえ感じてしまう。 (個人的な感想です)


勿論、積み上げて来た実績や仕組み、システムを尊重することは大切であることは間違いありません。

ただし、これまでの延長線上に望ましい未来を描き出そうとしているのなら、本質的な社会変革など可能なのだろうか…と考えてしまう


「自身の無さ」とは…

を改めて考えるとき、それは女性だからではなく、「自信を持ちなさい」と言い放つ側にこそ内在的な自身の無さが垣間見えるのは私だけでしょうか…


敢えて云うのなら、「自信の無さ」は学びに対する欲求にも、他者に対する敬意にも、協働を模索するモチベーションとしても大切な要素であるとも言えます。


これもまた「人間の持つ可能性」のひとつ

女性のキャリアアップを考えると同時に新たな社会変革を望むのなら、「過去から学び」学び直し?「過去を尊重」しつつ「過去」と「望ましい未来」のバランスをとりながら変化していく事なのではないだろうか…


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