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20001119 年賀状

 世間では年賀状の印刷を受け付ける看板や貼り紙が目立ちだした。年賀状は毎年ギリギリにならないと図案を考えることが出来ない。今年こそは早めにやろうと、毎年考えているのだが駄目である。

 図案はここ数年、連続漫画になっている。その年、初めて私の年賀状を受け取った人は「なぜ年賀状でこの図案なのか」と大抵思う様である。毎年出している人にもどうしてこのシリーズなのかずっと疑問に思っている人は多い。中には毎年この漫画の続きを期待していると言って下さる方もいるのだが、これは極小数派である。

 去年の年賀状まではプリントゴッコ$${^{*1}}$$で印刷していたが、今年の年賀状からはパソコンを使って印刷$${^{*2}}$$した。その図案はこれである$${^{*3}}$$。

 特に意味はないが、来年は21世紀最初の年なのでこのシリーズは来年の年賀状で最終回にする。理由を20世紀は宇宙時代の幕開け$${^{*4}}$$で21世紀は本格的な宇宙時代への突入だろうから、その節目に当たって最終回とすれば、何となく格好いいだろう。これは2年程前から決めていた。

 来年の年賀状でシリーズの大団円を迎える事にしているのだが、どういう絵にするか困ってしまう。今までの図案は毎年ギリギリになってから考えるので、とにかく去年の図柄と連続するようにしただけだった。とうとうそのツケが回ってきた。突然、今月で連載打ち切りを宣告された週刊漫画雑誌の漫画の作者の心境もこんな感じだろう。年賀状の場合は前から計画されていることだが、問題の先送りを得意とする私にとっては、自分で決めていることであるにも拘わらず突然打ち切りされるのと同じ事なのである。

 さて、どうするか。

*1 プリントゴッコ
*2 MD-5500
*3 nennga.gif
*4 NASA Home Page

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