見出し画像

20000701 税関

 インターネットを使って久々に買い物をした$${^{*1}}$$。買ったのはパソコンのCPUカード$${^{*2}}$$である。Outpost.com$${^{*3}}$$という米国のパソコン用品店で購入した。

 月曜日の午前7時に発注するとすぐに確認の自動メールが来た。注文した物の処理進行状態はここ$${^{*4}}$$、出荷後の荷物がどの状態かを見るのはここ$${^{*5}}$$を見てくれ、といった具合にメールに書いてあった。これは親切なのか頻繁に不具合が発生する為の対応策なのか判断がつかないのだが、何となく安心はできる。

 この店は在庫があれば注文した日の翌日に発送してくれる。注文した物を発送したというメールが来たのは火曜日の午後7時頃であった。

 そして手元に着いたのは金曜日であった。送料は$21.89で、これは注文時に請求されていた。この送料には店から自宅までの配達料金が含まれているが、輸入関税と消費税は入っていなかったらしい。これら税金は自宅に届けられた時、配送人に払った。

 税金の請求書を見ると払った金額の内訳が書いてあった。払ったのは1600円。内訳は、関税0円、消費税1300円、地方消費税300円であった。

 CPUカードの購入価格は$499.95だったが、税関での申告額は33,861円になっていた。2万円ぐらいは非課税なのだろうか。申告額33,861円に対して4%の消費税がかけられていた。なぜ4%なのだろう$${^{*6}}$$。しかも33,861円の4%は1,354円なのに請求書には¥1,320と印刷されており、しかも請求金額欄には¥1,300となっている。
 そしてこの消費税額¥1,300から地方消費税額$${^{*7}}$$が算出されていた。¥1,300の25%で¥325。これも請求金額は¥300と印刷されていた。

 普通の店では消費税を1円単位まで請求されるのになぜだろう。

 そして輸入許可通知書には

関税法第67条$${^{*8}}$$の規定により、あなたが申告した貨物の輸入を許可します」

とあった。そして最後におきまりの文章

「この通知に係わる処分について不服があるときは、その処分があったことを知った日の翌日から起算して2月以内に税関長に対して異議申し立てをすることができます」 

*1 19991108  究極の耳掻き
*2 Sonnet Products: Crescendo G3/PCI
*3 Outpost.com
*4 ORDERTRACKING
*5 Tracking
*6 県税トピックス ※この記事の執筆当時、消費税は5%だった
*7 財政健全化プログラム資料編(Japanese)
*8 関税法


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?