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20070104 書留の記号

 書留を受け取ると時々、封筒に「丸印に片仮名のツ$${^{*1}}$$」という記号の判子が押してあったりその記号が印刷された紙切れが貼られていたりする。昔からどういう意味があるのか気になっていた。

 インターネットで調べてみると不在通知という意味であることが判った。書留$${^{*2}}$$は受取人に直接手渡しをする。留守で渡せない時は一旦持ち帰る。この時、持ち帰ったことを示すために印を付けるらしい。「マルツ」もしくは「マルツー」と呼ばれているようだ。

 「不在通知」であれば「通知」よりも「不在」の方が重要な単語だろう。従って「マルツ」ではなく「マルフ$${^{*3}}$$」の方が判りやすいような気がする。とは言え、郵便局側の符丁なので判りやすいも何もないのだが、どうも腑に落ちない。もしかしたら記号として「マルフ」が既にあったので「マルツ」になったのか。

 なぜ漢字で「○通」にならなかったか。日本通運$${^{*4}}$$になってしまうからか。書きやすさを優先させて片仮名にしたのだろう。

*1 marutu.jpg
*2 Japan Post International Mail | 書留
*3 20040505 めじろ、ロシヤ、野蛮国(2)
*4 日本通運

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