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20021013 イシガメ(3)

 たまには家にいる亀たちに新鮮な生き餌を与えようと思って近くの池にヌマエビ$${^{*1}}$$を捕りに出かけた。ヌマエビは亀の餌になるだけではなく亀が食べ残した配合餌や糞も処理してくれる。透明で細い小さなハサミや手を使って餌を食べる姿を眺めていているのも楽しいのである。

 ヌマエビが沢山いる近くの池$${^{*2}}$$は周囲がすべてコンクリートで覆われているが、二カ所池に向かってコンクリートの横に長い階段が作ってある。ここでたも$${^{*3}}$$を使って池の中をすくうと何匹もヌマエビが入ってくる。

 その階段に近づいていくと綺麗な楕円形をしたものが濁った水の中に潜っていったのを見つけた。とっさに亀だと覚って潜っていった付近をたもですくった。甲長10cm程度のイシガメだった。

 今度の亀は正真正銘のイシガメ$${^{*4}}$$であった。全周がコンクリートで固められている池では亀の繁殖は不可能であるので、誰かがこの池に逃がした亀だろうか。

 これで家の亀は、店で売っていた小さなやつが20cmぐらいに育ったミドリガメ、去年の夏に捕まえた野生の8cmぐらいのミドリガメ、先週捕まえたウンキョウ、そして今回のイシガメの四匹となった。水槽も20cmの亀が小さい頃はプラスチック製の衣装ケースを使っていたが、現在はコンクリートなどをこねる時に使うトロ舟$${^{*5}}$$を利用している。

*1 淡水にすむヌマエビ類
*2 20010727 池の自然
*3 たも網で捕る
*4 20021006 ウンキョウ
*5 らんちゅうの飼育容器

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