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20000622 アインシュタイン

 アインシュタイン$${^{*1}}$$というと相対性理論$${^{*2}}$$である。この理論が発表されたとき世界中にそれが理解できたのは数人だったとか、7人だったとか、中学生の頃に聞いたことがある。7人の「7」という数字が如何にも怪しいと思っていた。

 当時$${^{*3}}$$、日本で理解できたのは寺田寅彦$${^{*4}}$$だけだった、というのも聞いたことがある。これも巷間の説の域を出ない話だと思う。誰でも知っている当時の物理学者は寺田寅彦ぐらいだったのだろう。

 そういえば「マリリンとアインシュタイン$${^{*5}}$$」という映画があった。原題は「Insignificace$${^{*6}}$$(無意味$${^{*7}}$$)」である。マリリン・モンロー$${^{*8}}$$がアインシュタインの泊まっているホテルに突然訪ねてきて、モンロー$${^{*9}}$$がそこへ行く途中のドラッグストアで買い込んだ風船と列車の模型と懐中電灯を使ってアインシュタインに特殊相対性理論を説明する場面があった。

 アインシュタインがドイツ語で「一つの石」というのを知ったときは何か感動した憶えがある。ついでにバッハは「小川」という意味だと聞いたときも感心してしまった。

 アインシュタインの論文で参考文献が一つもないものがある、と聞いたことがある。先人の研究は全く参考にならなかった様だ。これも凄い話である。

*1 Albert Einstein Online
*2 TACラボ(高校生のためのアインシュタインの特殊相対性理論)
*3 金子務公式サイト » 1922年、アインシュタインは日本に何を見たのか?
*4 寺田寅彦がX線により結晶構造を解析
*5 マリリンとアインシュタイン
*6 INSIGNIFICANCE
*7 雑記草|note
*8 テレサ・ラッセル
*9 Estate of Marilyn Monroe/CMG World Wide Inc. Script Written By H2O COMPANY LTD

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