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20090303 マッチロケット

 少し前に、簡単なオートクレーブ$${^{*1}}$$、火炎放射器$${^{*2}}$$、ジェットエンジン$${^{*3}}$$、ジェイコブス・ラダー$${^{*4}}$$などの実験ができる高電圧トランスなどを身近な物で製作する方法が載っている$${^{*5}}$$を買った。実際にこれを読んで作ることはしないが、読んでいてあることを思い出した。

 幼少の頃、シャープペンシルの芯が入っていたプラスチック製の筒$${^{*6}}$$に何本ものマッチの頭$${^{*7}}$$の火薬を削って、それを筒の中一杯に詰めて火を点けて遊んだことがある。火を点けると炎が筒の口から勢い良く吹き出た。その様を見て「ロケット」とか「ジェット」だと言って喜んでいた。

 おもちゃの鉄砲用の火薬$${^{*8}}$$は使わなかった。マッチは家にいくらでもあるので只だが、おもちゃの火薬でやろうとしたら大量に買わなければならない。当時、経済的にそんな余裕はなかった。更に学校の先生から鉄砲の火薬をほぐして錠剤か何かのガラス瓶に一杯詰めて、それをズボンのポケットに入れたまま遊んでいた小学生の話を聞いていた。ポケットの中で揺さぶられた火薬が爆発しガラス瓶が破裂して大けがをしたと言うのだ。

 筒の中に詰める作業中に爆発したら大変なことになった。とは言え、そんなことまで考えられたとはとても思えない。単に経済的な理由によって鉄砲の火薬を使わなかっただけだった。

*1 オートクレーブ
*2 HowStuffWorks "How Flamethrowers Work"
*3 参考資料(機体関連)
*4 三才ブックス ※購入した本はこれそのものではない。この類の本だった。購入した本のデータは消失している。
*4 Jacob's Ladder
*6 コーリン・シャープペンシル芯
*7 20001123 待ち針
*8 第3回:鉄砲は子供のパスポート!!

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