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思考停止する時

今日は思考停止する時について話していきたいと思います。

思考停止というとネガティブな印象を受けると思いますが、上手に使いこなしていけば役に立つものだと私は思っています。

では具体的にどのような時に思考停止すると役に立つのでしょうか。


・必要以上に怒られた時

最初から何を言うのだ。自分が悪いことをしたくせに何が思考停止だと思うかもしれません。大事なのは必要以上にという部分。

自分が悪いことをして、反省をして、再発防止に努めるところまで自分が理解できたら、それ以上怒られても得るものはありません。

怒っている方も、注意を促す目的から感情が高ぶって自分の怒りのストレスを相手にぶつけているフェーズに移行しているかもしれません。そういう時は相手の怒りが収まるまで思考停止しましょう。

ただし、あくまでミスをしたのは自分であることを忘れてはいけません。開き直ったそぶりを相手に見せるようなことは決してしてはいけません。


・不安な時

浪人時代によくやっていました。(あまり今回と関係ありませんが、浪人時代の話です)

浪人時代は今思えばとてつもなく大きなプレッシャーの中で試験を受けていたのだと思います。

試験当日、この日のために自分は1年間余分に勉強をしてきた。もし失敗したら、最初の問題が解けなかったらどうするか。考えただけでも恐ろしい。考えれば考えるほど精神が不安定になってくる。

自分の置かれているプレッシャーは相当なものだが、不安になったところで何か改善するようなことは何もない。ここで思考停止が役に立つ。思考停止をして頭の中の不安をシャットダウンします。

他にもまだまだあると思います。皆さんも思い当たるものがあるかもしれません。


・常に平均以上の精神状態を保つ

以上のような思考停止を何のためにするのか。

それは精神状態を平均以上の水準に保つためです。

精神的に不安定であると、落ち着いていたらしないようなミスをしてしまい、ミスが連鎖する。

自分の能力が及ばないためにしてしまった失敗はある意味仕方ない。しかし、自分が本来できるはずのことが出来なくなることは防ぐことができます。

怒られた時は怒られた後ミスを繰り返さないために、不安な時は自ら精神を不安定にすることを防止して失敗の可能性をできる限り避けるために思考停止する。


・高校時代の反省

私は高校時代、野球部に所属していました。

野球部の時は毎試合毎試合とても緊張していました。

「打てなかったらどうしよう」

「エラーしたらどうしよう」

「結果を残せなかったらスタメンから外されてしまうのではないか」

「エラーしちゃった、やばいやばいどうしよう」

ミスをするたびに思考が全てマイナスの方向に向いてしまい、純粋に野球を楽しめず、何か見えない敵と常に戦っているようだった。

野球部を引退してから分かったことですが、ミスを後悔してもミスをした事実は変わらない。文字にすると当たり前のように感じるが、自分の中でこのことを会得するのには相当な時間を要しました。


・今に集中する

精神状態を平均以上に保つのと関連して今に集中するということも大切です。過去の失敗にクヨクヨしたり、未来のことに不安になるのも、今に集中していないからです。

自分の意識が今に集中せず、過去や未来に向きそうであったら思考停止をして意識が逃げていくのを防ぐ。いきなりするのは難しくても、徐々にできるようになります。

またスピリチュアルなことを書いてしまいました。


似たような話のリンク貼っておきます。


「ストレスに対して受け身をとる」と「思考停止」は通ずるところがあると思います。



じゃあ、またいつか会いましょう!

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