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#7 imaginary world

生きてるのか死んでるのか、知る由もない人の事は隅に置いて、とにかく体調が悪くて動けない今がチャンスと言わんばかりに、ずっとPCを叩いている。

脚本は進んでいないけれど小説は毎日コンスタントに書いていて、狙ったわけでもないが、主人公が東京の至る街を経ながら段々脱皮して成長する様を書いている、その最中。

脳が創作脳になると、途端に現実世界の色んなことがどうでも良くなって、社交性も行動力もゼロになる。imaginary worldの住民となるべく一緒にいて、会話して、ご飯を食べる。そうするとひとりでに彼らが喋り、動き出すので、あとはそれを私が書き留めるだけだ。そう言う体験を近年はずっとしている。

今でこそ明日も明後日も引きこもって書けるけど、春からはそうもいかなくて、その渦中に入ったら色々と考えなきゃいけないし、もっと自分を律して限られた時間の中で戦略的に彼らと話をしに行かなきゃいけない。
まぁでもなってみないと何も分からないので、それは追々考えるとして、今は思い切りとにかく思い切り書いている。
きっと色んな無駄時間や、色んな別の趣味の時間をなるべく差し出して費やすことが必要だろう。追い込まれたらやる人間なので、働いてからの方が書けるかもしれない、なんてポジティブなことも実は思っている。
例えばこの日記は退勤時間にでも、とか、とにかく見つけた時間を全てそれにするだけだ。今まではやりたいことが沢山あって、今しかできないことも沢山あって、それらにも沢山時間を割いてきたが、来年度からはやりたいことは絞られるし、飲みの誘いを何とか我慢して、どうにかこうにかコンスタントに書いて、書いて…。

数ヶ月に一回ある公募は、必ずその道標になるだろう。

昔以上に表現を不特定多数の目に触れるネットの海に投げ続けているから、鍛錬していい文章が書ければ、きっと誰かの心に留まって、それを重ねて行けたらと思う。

今は絢子という女の子と常に会話をしている。シローもたまに寄ってきて、ちょくちょく言いたい事を言ってまた消える。絢子と一緒に、その度にシローにムカついてキレている。

今月はなるべく虚構に漂っていようと思う。なるべくなるべく。

思うけど、これを読む友達どう思ってんのかな笑
私がこんな人間なんて知らなかっただろうな。
恥ずかしい気持ちもあるけれど、もう割とそういうのもどうでも良くて、とにかく誰かの心に届く虚構や文章を残りの人生で一つでも多く生み出したいと、本当にそれしかない。

駆け出しですが、働きながら書き手を目指しています。コンテンツを気に入って頂けたら、是非サポートお願いします。創作の糧にさせて頂きます!