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学生の終わりが見えて

 久しぶりにnoteを書く。私の悪い癖で有るかもしれないが、忙しい時や本当に書く気分が向かないとこのようにnoteを書かない三日坊主なところがある。こんなので社会人になったらお弁当作って自炊頑張る!!という生活はどうなってしまうのか不安である。(某YouTuberがやたらおすすめする冷凍食品配送サービスを利用して1週間に1・2回ぐらいは休憩日を作ってもいいかもと検討しつつあったりなかったり。)

 ほんの数日前に内定先の企業より課せられていた資格試験を合格し、あとは細々とした課題を片すのみである。大学の卒業式も残り数日と指折りできるぐらいまでに来ており学生という身分が終わってしまうんだなと卒業証明書等企業へ提出するものを取りに大学へ入構した際にふと感じた。新型コロナウィルスのせいであまり大学へ行けなくキャンパス自体に思入れも無いがいつもは大股で早歩きな自分も少しゆっくり歩きながら行きかう人や校舎を眺めていた。

学生という身分というのは如何に貴重であるかも思い知らされている。その一つが時間である。

 先月の末に私は中高時代の同期とご飯を食べに行った。そのうちの一人が海外留学へ行き帰ってきていた。単位の修得の関係上で卒業が1年遅れるそうだが遠い砂礫の異国で過ごしたことは「人生のボーナスタイム」であったと彼は言っていた。現地校での講義より彼は人の暮らしや関りを重きにおいていたようで勉強だけでは手に入れられない物を見たり実際に触れたのだろうと私は彼の話を通じて感じ取った。
 大学生は時間が有り余るがお金が無い。だから急に海外行きたいと思ってもお金を貯めないといけない。お金もあって時間もあれば幸せな事であるがどちらかしか取れないんだろうと思う。学生の立場からするとお金が無いけど時間がある。それに対して社会人はお金はあるけど時間がない。定年した時にやっと両方手に入れられるもののその頃には遠くに行ける体力が残っているのか定かではない。お金、時間、体力は全部一気にもらえないってことだ。本当に難しいし酷なものだと私は強く思う。

時間が湯水の如く使える残る半月、私は何したいだろうと真面目に考えた。
その結果
・大切な人と可能な限りの時間を使って過ごすこと
・一人焼き肉店で学割を使って豪遊(食べまくる)すること
・久しぶりに秋葉原でレトロゲーをしてジャンク通りで訳の分からない物や掘り出し物の発掘作業を楽しみたい。
・名古屋にある鉄道博物館へ行きたい。ついでにおいしい物もたべる。
・東京にある凄くおいしいと噂される天丼屋さんでご飯を食べる。
・海が見える/近くのホテルに泊まって夜に海をぼけぇと眺めたい。

であるかなと思った。
大学生なのだから海外行きなよ???と思う人も居るだろうし、実際インスタとかでつながっている人を見ると海外に行っている中で円安である事から私は行く気になれなかった。2010年代の100円とか110円代なら海外もありかも思うがこの時代にいくのは貧乏学生からすると懐が痛すぎるぜ。現実的に今の私ができることを考えると、この6つができることかなぁと思う。

 映画タイタニックにて主人公ジャックが1等の食事会に招かれたときに言っていた“Make it count”(今を大切に)という言葉が嫌でも分かってしまう今日この頃でした。学生という身分で居られるこの半月、大切に過ごしていきたい。

おしまい

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