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美味しいお酒が楽しめるおすすめの海外旅行先3選【 ビール、ワイン、シードル好き必見】

突然ですが、旅先でお酒を飲むのは好きですか?
旅先でその土地ならではのお酒に出会い、開放感を感じながら現地で飲むお酒の美味しさといったら…格別ですよね!

お酒は、その国や土地ごとにさまざまな味や種類があり、文化そのものにもなっている旅の重要要素の一つです。例えば、ワインと言えばフランス、ビールならドイツが有名ですよね。

でも、世界にはその他にもお酒の美味しい国がたくさんあります!

今回は、世界約30カ国を旅し、“せんべろの街”に住む筆者が、美味しいお酒が楽しめる海外旅行先3選を紹介します。


1.アメリカ【クラフトビールとハードサイダーの聖地】

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今や日本でも人気になったクラフトビール。その発祥はアメリカだということはご存じでしょうか?

アメリカでは1970年代以降、小規模のビール醸造所であるブルワリー(ブリュワリー)が増えました。特にカリフォルニアには、アンカー・ブルーイングやシエラネバダなど超有名なブルワリーが揃っています。日本で飲める銘柄もありますが、現地ならレアなビールを注ぎたてで飲むことができます。

クラフトビールを飲み比べたい!ビール造りの様子を間近で見たい!という方には、現地で開催されるブルワリーツアーに参加するのをおすすめします。英語のツアーが中心ですが、日本語対応をしているものもあります。

また、シアトルやポートランドでは、数年前からクラフトハードサイダーが人気を集めています。サイダーと言っても甘い炭酸水ではなく、りんごを使ったお酒です。

同じくりんごを使ったお酒「シードル」と比べると、ハードサイダーは甘みが無くドライで、ビールに近い感覚で飲めます。もしハードサイダーを取り扱っているお店を見つけたら、日本ではなかなか飲めない味に挑戦してみてください!


2. ポルトガル【ドウロ川沿いのワイナリーで飲むポートワイン】

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ポルトガル第二の都市ポルトは、「世界一美しい書店」と人気のレロ・イ・イルマオンや、急な石畳の坂道が続く歴史地区の街並み、アズレージョと呼ばれる青いタイルの壁面などが有名な、川沿いの美しい街です。

ポルトはポートワインの産地としても知られています。ポートワインとは、アルコール度数が20%前後もあるにもかかわらず、ぶどうジュースのような甘みがあってスイスイ飲めてしまう美味しい(危険な)お酒です。

ポルト中心部からドウロ川にかかる橋を渡ると、カレムやサンデマンなど有名ワイナリーが並んでいます。中では製造過程の見学と試飲ができます。日本で飲むポートワインの大半は赤の甘口ですが、現地では白やロゼなどの種類も飲むことができます。

また、ポートワイン用のぶどう畑が広がるアルト・ドウロ・ワイン生産地域を巡る現地ツアーも開催されています。ポートワインの生産地を見てみたいという方は、ぜひ参加してみましょう!

アルコール度数が苦手という方には、アルコール度数が低めの微発泡ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」がおすすめです。フレッシュな飲み心地で、日本で飲むより圧倒的に安く美味しいものがたくさん流通しているので、お土産にも向いているワインです。



3. スペイン【一生に一度は行きたい、ミシュランだらけの美食の街】

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最近日本のメディアでも取り上げられる機会が増えた、スペイン北部にあるサンセバスチャンは、小さな街の中にミシュラン獲得店がひしめき合う「美食の街」として世界中のお酒好きに愛されています。

バルで食べるピンチョスに合わせて飲んでほしいのが、20センチの高さからグラスに注がれるワイン「チャコリ」です。チャコリは、スペイン北部のバスク州で作られる低アルコール度数のワインで、フレッシュな酸味に特徴があります。

この酸味を和らげてワインの香りをたたせるために、高いところからワインを注いで少し泡立たせるという独特の注ぎ方が広まったようです。

バスク地方を訪れた際には、よく冷えたチャコリにシーフードを合わせてみてください。



現地で飲む美味しいお酒で「味」の思い出をつくろう!

今回ご紹介した国は、お酒を楽しむことが日常に根付いている国ばかりです。日本で飲むよりも手頃な価格で、美味しいお酒を楽しめるお店にたくさん出会えます。

(ただし、海外では(日本でも)、お酒の飲みすぎで事件に巻き込まれることが無いように注意も必要です。)

ぜひ旅に出かけた際は、現地でしか味わえない美味しいお酒を堪能して「味」の思い出もつくってみてください!

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