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在宅ワークは業務委託が主流。フリーランスで働く、業務委託で稼ぐ選択をした理由

■業務委託で在宅ワークはなぜ多い?

完全在宅ワークの求人は、業務委託が多いと感じた方も多いのではないでしょうか。
なぜ、会社は業務委託にしたがるのだろう。
私の一意見となりますが、推察してみました。


・ランサーズに手数料を支払わないための直接雇用スタイルを導入しているから?(そうだとしたら、直接雇用でランサーズの手数料を足すほどの時給を将来も払う設定はないと推測

・会社の経理手続きが、簡易的になり楽

・社会保険や雇用保険の加入が必要なく、会社の経費が浮く

・会社の売上に合わせて、人員を削減しやすい

・不適合だった場合、契約を打ち切りしやすい

・直接の業務委託で、ランサーズやクラウドワークスの手数料20%を支払わなくて済む

ざっと、会社側のメリットや理由を、思いつくまま記載してみました。
在宅で仕事ができる機会が増えることは、大変ありがたいことです。
求人タイトルや時給は、求人倍率を上げるために盛っているを通り越して、嘘が多いかな・・・という印象は率直にあります。

■求人通りのモデルケースになれるのは、即戦力と運も必要


目を引く在宅ワークの求人で、モデルケースを1名つくって、まるで全員がこうゆう働き方できますという印象さえありますが、実際はモデルケースで少数です。元々もっていたスペック(過去の職歴)と、保有資格、現在空いているポジションの職務と、一緒に働く人との相性。これら全てが上手く運良く整うと、モデルケースのような働き方ができると感じています。
「職歴は関係ありません!」と求人で豪語していても、その会社のモデルケースの人に、華麗な職歴がある場合、「職歴は、偶然」とは到底思えない(笑)

求人タイトルや求人モデルケースに書いてあることは、会社が求人率を上げるための「訴求」だと想定するくらいがちょうどいい。
そう思っています。

時給1,000円で掲載されていたら、900円と思っておくとちょうど良いかもしれません。

試用期間という名目で、2カ月間は800円の可能性もあるかもしれません。
試用期間終了しても、明確な理由なく、時給が上がらないこともあるようです。そのため、最初の時給はとても大事です。
私の場合、最初の在宅ワークで、1時間作業して、歩合制、出来高制は、時給125円でした。

■こんな求人のタイトルは避けて正解も

現在は、お決まりの「初心者、完全在宅、ママ、主婦、時間自由、時給1,200円」などの求人は避けるようになりました。リモート仲間も、この手の求人によくあるメールの課題が出たら進めない、受けないと言っています。一部のリモート(私のリモート仲間)には求人のミスマッチ、時給の嘘で、不評案件となっています。一度嫌なこと(求人に嘘があった)があると、敬遠するのが人間です。

私の場合は、ランサーズ経由で出会い、希望する時給通りに契約してくださった会社様から、継続のお仕事を頂いています。
ふっかけた時給は提案しません。「在宅ワークで、この業務をするなら、時給いくら」という設定が出来るくらい、業務経験を積むと、自然と相場の提案が出来るようになります。
相場に合っていると、すぐOKを頂けると感じています。

■業務委託は確定申告(青色申告)が必要 慣れれば簡単

簡単に言うと、業務委託は、会社と個人が仕事の契約を結ぶスタイルです。
秘密保持や、業務委託書など、会社が指定する契約書に署名捺印をして、契約を結びます。顧客情報や会社の情報を盗むなどの法律に触れるような行為をしなければ、契約しても何も問題ありません。
雇用ではなく、契約なので、辞める時も、スムーズに辞められます。

業務委託で働くと、年に1度、個人の「確定申告」を行う必要があります。
これは、「青色申告」とも言って、最寄りの税務署に電話確認し、記入方法を事前に教えてもらうことをおすすめします。
お近くの商工会議所でも、無料で記入方法を教えてもらうことができる場合もありますので、気になる方は、問い合わせてみてください。書いているうちに、分からなくなっても、確定申告前は、無料相談窓口が開設されますから、相談をしながら青色申告の提出を覚えていくことができます。

■フリーランスの業務委託は、経費が引けて扶養内で働ける

私の月収は、在宅ワークを始めて4か月目で13万円を超えました。
3ヵ月目で請け負った仕事の時給が1,000円になると、「結構稼げるんだな」ということが分かりました。
仕事内容は、デザインやプログラミングなどの専門的なことではなく、ECサイトに関わるサポートする程度のお仕事でした。

例えば、月に13万円の収入が毎月あった場合、
13万円×12ヵ月で、1,560,000円になります。
私は、夫の扶養に入っている主婦ですから、出来れば103万以下の売上に抑えたいです。
ここで、アルバイトだったら、入るシフトを減らすしか方法がないのです。

業務委託という働き方の場合、「経費」を引くことで、扶養内を目指せるのです。この考え方が、得か、得と思わないかは、人それぞれですが、私は、業務委託で稼いで経費精算するスタイルが、好みという理由で選びました。

■例えば156万円を扶養内の103万円に調整する方法

ざっくりですが、
・携帯電話料金
・最新マイクロソフトオフィスの契約料
・パソコンセキュリティ料
・光通信料
・銀行まわりなど、仕事で必要な交通費(ガソリン、駐車場)
・文房具代(電卓、ノート、ペン)
・パソコン
・オンライン会議用のマイクやカメラ
・契約書などを郵送する際の切手代など郵送費
・書籍代(仕事に関わるもの)
・交際費(仕事関係者へ贈り物やランチ代、差し入れなど)
・トイレットペーパーやティッシュペーパなど消耗品費
・光熱費(自宅なので、使用スペースに対して計算する)
・デスクや椅子など備品(仕事で使う)
・購入金額による減価償却

毎月、1年間使用した領収書を保管しておいて、経費精算をします。
パソコンやデスクなどは、毎年買いませんが、購入した年は金額分、稼いだ額から経費として引けますので、103万より多く稼いでも経費精算で扶養内に収まることが出来るのです。(購入金額によっては、減価償却となります)

業務委託で、130万以上稼ぎ、扶養を外れて、国民健康保険や、国民年金を納めると、収めた金額分、手取りが減ります。
しかも、保険が手厚くなるわけでもない、年金の手取りが大きく増えるわけでもない、そのため、個人的には、業務委託で働く主婦は扶養内で働くことが得だと思っています。

ライフスタイルや、やりやすい内容は、人それぞれですので、経費精算が必要ない場合は、アルバイト雇用の方が、申告の手間もなく、楽かもしれません。






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