中村徳秀@中小企業融資の先生☆財務コンサルタント・経営計画・融資最適化・資金調達

なかむらのりひで ◆岡山県倉敷市在住 ◆(株)なかむらコンサルタンツ代表取締役 ◆融資…

中村徳秀@中小企業融資の先生☆財務コンサルタント・経営計画・融資最適化・資金調達

なかむらのりひで ◆岡山県倉敷市在住 ◆(株)なかむらコンサルタンツ代表取締役 ◆融資財務コンサル業(経営計画・資金繰り改善) ◆対象:年商10億円規模迄の中小企業経営者 ◆職歴:三井住友銀行→アリコジャパン→アパート経営(成功)→焼肉店経営(失敗)→経営コンサルタント業(現在)

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①自己紹介:地方在住経営コンサルタントの思索

自己紹介気楽にはじめさせていただきます。 ざあっと、わが人生を振り返るとこんな感じです。 昭和56年10月、地方都市の共働き労働者階級の家に次男として生まれる。 →小学生時代ちょっと勉強と運動ができて調子にのる。 →調子にのって学習塾へ通って、隣町の中高一貫校へ進学→調子にのってバンド(ドラム)やったり野球部でレギュラー(3番セカンド)取る。 →高3夏、痛恨のバントミスで初戦敗退。 →ちょい自暴自棄気味になり、受験逃げて東京の中堅私学に推薦合格もらう。 →父親がくも膜下出血

    • 163【中小企業にとって取引銀行が納得するオフィス移転とは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

      はじめに 中小企業にとって、オフィスの移転は一大イベントと言っても過言ではないくらい重要なものです。なぜなら、その決定は企業の成長戦略や従業員・スタッフの働き方、さらに財務状況にまで大きな影響を与え得るからです。とりわけ、中小企業にとって資金調達の要である取引銀行に対して納得してもらうためには、慎重な計画と勘所を押さえた説得力のある説明が必要です。今回は取引銀行が納得するオフィス移転をメインテーマに据えて、取引銀行とのやり取りで大事にすべき点や意外な盲点にも気付いていただけ

      • 162【オフィス賃貸と自社ビル建築の財務的なメリット・デメリット比較する】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

        はじめに 中小企業経営者の重要な意思決定局面の一つとして、 「オフィスを賃貸するか?はたまた自社ビルを建築するか?」 というケースがあります。経営者にとって実に悩ましいとは思いますが、今回は一つの判断基準となる財務的なセオリーについてポイントを整理しながら述べたいと思います。当然、オフィス賃貸のケースと自社ビル建築(中古物件の購入も含む)のケースについてメリット・デメリットも比較、列挙しながら分かりやすく説明して参ります。もし良ければ最後までお読みください。 オフィスを賃

        • 161【財務的数値からオフィス移転の時期を判断する】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに 今回は中小零細企業におけるオフィス移転のタイミングを見極めるという「オフィス環境の改善」をテーマに財務的切り口で記述します。実は筆者は、事業主・中小企業の経営者として6回ものオフィス移転を経験しています。20代の頃、銀行員・保険会社勤務時代では、オフィスを移転させた立場ではありませんが、勤務場所の異動・変更は5回も経験しています。オフィス環境の変化がもたらす影響を意識的にも無意識的にも様々なレベルで感じて来ました。その経験値を棚卸して整理し、財務コンサルティング

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          160【地方在住・財務コンサルの活動報告】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに 今回は不定期で書いている活動報告です。岡山県倉敷市とその近隣の町という地方経済圏において、年商10億円規模までの中小零細企業の経営改善を主とする独立系コンサルタントとして活動し始め、5年目を迎えようとしています。大きなものから小さなものまで様々な事例・トピックがあり、変化に富んだ刺激的な日々にに小さな幸せを感じています。良いことも悪いことも両方ありますが、等身大で飾らず書きますので、”地方の中小零細企業のリアル”を垣間見ていただければ幸いです。 製造業・文鎮型組

          160【地方在住・財務コンサルの活動報告】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          159【中小零細企業の正しい銀行の選び方】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに 今回は正しい取引銀行の選び方についてです。年商10億円規模までの中小零細企業に限定して書いて行こうと思います。 多少マニアックになるかも知れませんが、約20年前、神戸市の少し西部・旧さくら銀行店舗・SMBCの法人営業部員として対中小企業分野の銀行業務に携わってからずっと、銀行とは何がしかの関りがあります。東名阪等の主要都市部、県庁所在地やそれに準ずる商業都市や、人口数万人から中核市未満の地方都市・郡部といった様々な状況下で、融資する側、される側、更には仲立ちをす

          159【中小零細企業の正しい銀行の選び方】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          158【経営コンサルに必要な素養。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに 自戒を込めてこのタイトルにしました。岡山県倉敷市という地方都市圏で年商10億円規模までの中小零細企業経営者を対象に財務コンサルタント業務を遂行していく中で特に重要かつ必要なものに気付きました。 それは倫理観です。 要は行動・コンサルテーションを選択する上での良識が求められるという意味です。 毎度、当たり前の固い答えですみません。 ただ、本当に「倫理観が試されているな…。」 という場面に頻繁に遭遇します。どういう経緯でこの答えに至ったかを今回は書いてみたい

          158【経営コンサルに必要な素養。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          157【地方都市で中小零細企業が生き残る術】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに今回のブログは根源的なテーマを選びました。弊社は地方都市における年商10億円規模までの中小零細企業の経営者を対象とした、財務面を軸とした経営コンサルタント業を営んでいます。業績向上へのサポートに日々取り組んで行く中で、実は”地方の小さな企業が生き残る方法”について確信めいたものがあります。 ひょっとしたら企業だけでなく、様々な団体、学校、市町村などにも適用できる考え方ではないかと考えています。コンサルタントは学術的な研究者ではありません。むしろ学術の理論を現場に正

          157【地方都市で中小零細企業が生き残る術】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          156【財務コンサルタントが自社の3C分析を公開。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに前回、戦略決定に至るまでに大切なビジネスにおける伝統的フレームワークであるPEST分析と3C分析について書きました。弊社でも実施しています……。という主旨の発言をしたので、せっかくですので一部を公開しようと思います。 「当たり前の内容だな。」 「もっと細かくなければだめなんじゃない?」 など様々な感想を抱かれると思いますが、読まれた方の気づきや盲点の解消に少しでも繋がればという思いで記述します。もし良ければ最後までお読みください。 3C分析の手順は?3C分析は

          156【財務コンサルタントが自社の3C分析を公開。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          155【中小零細企業経営者が経営計画を書く前にすると良いフレームワークとは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに このブログで何度も「経営計画」の重要性は説いてきたつもりです。しかしながら、「経営計画」を書く前にすれば良いことはあまりきちんと触れてきませんでした。私が中小零細企業、特に年商10億円規模までの経営者に対して、薦める経営計画の方式は経営学の伝統的フレームワークである、「クロスSWOT」分析を根拠とした、行動計画にまで落とし込んだ形のものです。ただここで、クロスSWOT分析の精度を高める上で役に立つのがマーケティング手法を駆使しての「環境分析」と「業界分析」です。こ

          155【中小零細企業経営者が経営計画を書く前にすると良いフレームワークとは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          154【経営課題解決のための正しい断捨離とは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに 岡山県倉敷市やその近隣の市町村という地方都市経済圏で、年商10億円規模までの中小零細企業の経営者を対象に、融資・財務面の改善を軸としたコンサルテーションを行っています。いち企業も人間が作り出したものなので、家や自分の部屋を整理整頓し、いわゆる断捨離を行うことで様々な面で良い循環が回り始めることはよくあります。顧問先経営者に口酸っぱく説明するのは「企業内で断捨離すればその空いたスペースにはヒト、モノ、カネ、情報といった要素で今までよりも質の高いものが必ずやってきます

          154【経営課題解決のための正しい断捨離とは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          153【地方都市の財務コンサル活動報告】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに今回はタイトルのとおり弊社の活動報告です。地方都市や郡部における年商10億円規模までの中小零細企業の業績改善をサポートしていく上での”リアル”をいくつかピックアップしてまとめます。中小零細企業経営の最前線から何かを感じていただければ幸いです。 直近決算のスコアが10点超UP少し前で恐縮ですが、2月決算の製造業の顧問先の話です。元々、経営者の営業活動が成功し、遠隔地への販売量が増えていました。地道な近隣への営業活動が奏功し、県内の各地域に販売網がある取引先にターゲッ

          153【地方都市の財務コンサル活動報告】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          152【業歴という重みを活かした経営とは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめにどれだけ努力しても新進気鋭の企業が老舗企業に勝てないもの。それは何でしょう? この問いへの答えは無数にあると思います。しかし、シンプルにどれだけ創意工夫しても不可能なことがあります。それはタイトルにあるように ”業歴”です。 この”業歴”をきちんと自社の強みとして捉える大切さを少し論じたいと思っています。 伝統企業の定石とは何か?時代は常に移り変わり、商売のトレンドは激しく変化し続けています。21世紀になってその流れに拍車がかかっていることは言うまでもありま

          152【業歴という重みを活かした経営とは?】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          151【コンサル業界が成長産業の理由。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          はじめに今回は、自らが身を置く業界を客観視してみようと思います。ゴールデンウィーク中くらい、仕事から離れてみるのも良いとは思いますが、頭はオフモードですので、冷静に自らを俯瞰的に見る好機のような気がしてこのテーマを選びました。いち財務コンサルタントとして、様々な業界毎の市場環境を見るにつけ、つくづく思うのは、成長産業ともいえる業界に身を投じられることは幸せだということです。わが業界を深堀りしていこうと思います。興味ある方はぜひお読みください。 AI作成:経営コンサルタント

          151【コンサル業界が成長産業の理由。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          150【これだけ!経営者が必要な財務分析能力。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          皆さんこんにちは。元銀行員で融資・財務コンサルタントの中村と申します。岡山県倉敷市にて独立系融資・財務コンサルタントとして活動しています。都市銀行に中小企業向け融資の担当者として5年半勤務したのち、外資系生命保険会社の営業マンを経て保険代理店として独立し、2022年まで経営していました。そして、約5年間(2015年~2020年迄)で廃業しましたが、焼肉のエリアチェーン店を作り、5店舗経営していました。経営者としてトータル約7億円借入した経験があります。 コンサルテーションの

          150【これだけ!経営者が必要な財務分析能力。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          149【中小零細企業の実像。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索

          皆さんこんにちは。元銀行員で融資・財務コンサルタントの中村と申します。岡山県倉敷市にて独立系融資・財務コンサルタントとして活動しています。都市銀行に中小企業向け融資の担当者として5年半勤務したのち、外資系生命保険会社の営業マンを経て保険代理店として独立し、2022年まで経営していました。そして、約5年間(2015年~2020年迄)で廃業しましたが、焼肉のエリアチェーン店を作り、5店舗経営していました。経営者としてトータル約7億円借入した経験があります。 コンサルテーションの

          149【中小零細企業の実像。】元銀行員・地方在住・財務コンサルタントの思索