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未経験なのに10万円超えのギターを購入するまでの3週間②~楽器屋に初入店~

たまたま出くわした市民祭りで立ち寄ったギターコンサートに心を打たれ、ギターを猛烈にやりたくなった私は、その足で楽器屋さんへ向かいました。

今回はそんな楽器屋さんでのお話。

前回投稿はこちら

マップを頼りに歩くと、家族経営のような、素朴な楽器店についた。
ギターのことを何も知らない私は、手動ドアを開くことができず
一旦素通り、、

でもやっぱり触ってみたくて入店。


30歩ほどで一周できる店内をゆっっくりと見て回っても
見るからに木製で、穴の開いたギターと、
バンドでよく見るエレキギターの違いだけしかわからなかった。

ウロウロしていると、
「弾いてみたいのあったら、言ってください」
と店主が声をかけてくれた。

私は「さっきコンサートを見て、ギターを触ってみたくて来ました」
と話すと

「じゃあ見た目で、弾いてみたいなと思うモノを言ってください」
と応えてくれた。

エレキギターと見るからに木製のギターを1本ずつ選んだ。

まずはエレキギター。
店主がチューニングして、アンプというスピーカーのようなものにつないでくれている。

ピックも渡された。

一番上の弦を弾くと、ジャーーーンと音が出た。
鳴ったというより、出たという感じ。
6本の弦を一本ずつゆっくり弾く。
迫力を感じた。


アンプを使わなくても一応音は鳴るということで、
アンプに繋げていた線を抜いてもらった。

弾くと、ジャーンと鳴った。
なるほど。全然違う。


次は木製のギター。アコースティックギターと呼んでいた。

ぼろろろろろーんって響いた。
こっちだーってなった。
多分コンサートで聴いていたからかな。
なんか、よかった。


アコースティックギターを見て周ることにした。
形は同じようでも、値段の差がかなりあることに気づいた。

聞くとそれは、オール単板と合板の違いだそう。

そもそもアコギは、木箱のような形で
「上下左右に厚さ3㎜程度の板4枚で作られている。

合板とは
その3㎜の板を何層かに分け、数種類の木を貼り合わせて作られている。
オール単板とは
その3㎜の板を一本の木から切り出したもので作られている。」

なんとなくだがわかったような、、
合い挽き肉と牛100%の挽肉かと言ったところだろうか。

オール単板の方が高い。

私が理解できてなさそうな顔をしていたのか、
「弾くと違うんだよ、試してみる?」と問いかけてくれた。

値段におびえながらも「お願いします。」と答えた。
ちなみに先ほど弾いたアコギは合板だった。


今度は単板。
一本弾くと、迫力があった。アンプほどではないが、
大げさに言うとポーンと飛び出るみたいな。
豊かに鳴っているというか、
聴くと、
うわすげぇぇとなる感じ。

もう一度合板を弾く。
少々劣っていると感じなくもないが、なんだかしっくりくるというか。
落ち着くというか。聴くと、しみじみぃとなる感じがした。

落とさないように気を付けながら店主にギターを返し、お礼を言うと、

ここにないギターも沢山あるから、
買うなら色々調べてからまたおいでと言ってくれた。

予定の10時間前に家を出たのに、もう時間が迫っていたので、
楽器屋を後にした。


それからの日々は、Google先生やYouTubeでアコースティックギターについて調べ、外に出る予定がある日は、ついでにギターショップに行く日々が始まった。

スマホとお友達になるのは、もちろん、
やらなきゃいけないことをする合間や休憩中である。
(気づいたら6時間経ってたりもあった気がするにはする。)


次回はそんな日々について。



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