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バンドのライブに行った感想なのに、十人十色を認めることがメインになった

大阪の心斎橋で開催されたBray meという
女性4人組バンドのライブに参戦してきました!

今回のライブはOREWAOMAE/The Dahlia/RAINCOVER
(登場順、オレワオマエ、ザダリア、レインカバー)の
3バンドが演奏する対バン形式(1度のライブで複数のアーティストが登場すること。由来はバンド同士で対決するらしい。)でした。

正直この3バンドは知りませんでしたが、ライブ前に予習していったり、
生で聞いたことでお気に入りの曲もできました。対バンの良さですね。
演者も観客もめちゃよかったし!

ただ、ライブハウスやアリーナスタンディングのときのあるあるですが
前の人で演者が隠れてしまうのがネガティブポイント。
ジャニーズやディズニーのパレードなどでは、
手やカメラを自分の頭より上にあげてはいけないとか暗黙ルールあるけど、
バンドのライブでは手をあげたり動くのが醍醐味まであるから
しょうがない。

それにRAINCOVERのボーカルの辻出さんが話していたことで
いいなと思った言葉がありました。
「ライブハウスは自分たちの自由な遊び場。
みんなが楽しみたいように、思ったように動けばいい。
ケガしてもいいやつが前に行き、ケガしたくない奴は後ろに行く。
初参加の人も支えてあげたり、イラつくのではなく許してあげる。」
そんな内容。

あ、ライブを観るだけでケガをするとはなんぞやという方も
いらっしゃるかと思うので
席のないライブでありがちなサークル、モッシュ、ダイブについて
Zaiなりにご説明。
・サークル
観客が円になって走り回ること。
椅子取りゲームの椅子がなく、それなりに速めの速度で走り回ってる感じ。

・モッシュ
サークル後に円の中心に向かって走ったり、人間ピンボールみたいに
円の外周にいる人にはじいてもらったり、おしくらまんじゅうするとか

・ダイブ
大玉転がし(人間版)かな。胴上げの波みたいな感じで頭上を人が転がる。演者がステージから飛び込んでくることも笑

やる意味がわからないと思う方も多そう、しかも前の方でやるのは謎。と。
正直わたしは積極的に参加はしないですが、
やる意味としては手上げたりリズムとったりだけじゃ物足りないから、
全身が音楽や観客とひとつになるのが楽しいとか
演者が客の楽しんでる姿を見ててテンションが上がるから促すとか、
人それぞれですね。

脱線しますが、以前テレビで性格の内向型外向型は
遺伝子で決まっているというものを見ました。
というのも、
より多くの刺激(や、そこからくるアドレナリンやドーパミンなど)が
どの程度あると満足感が得られるかというのが遺伝子で決まると。
ただ生活環境で大きく変わるそう。
わたしは3月初めに遺伝子検査を受けたので、
結果が来たら詳しく書こうと思います。

えーっと、ライブを個々の自由に楽しむという話に戻しますが、
つまりnoteが好き、TikTokが好き(内容ではなく、文章と動画という刺激量の違いによる好み)があるように
ライブに行くのが好きという人の中でも騒ぎたい人、静かに聞いていたい人がいます。
だから同じ空間にいて、同じものが好きでも
どのように楽しむかは違う。
それぞれが自分の楽しみ方をできるように移動し、
それぞれの楽しみ方を許す心、認める心を持って
ライブに望むというのがいいなと思いました。


でも動きたいだけなら後ろでいいじゃん、見たい人が前に行けばと思ったり
でもダイブは演者が来ることもあるし、刺激が必要な人は
前ででかい音と演者とまぶしい照明があったほうがいい、
刺激がいらない人は後ろで静かにいたほうがいいと思ったり。
難しい。

少し似た話でターゲットじゃない人が怒ることって結構ありますよね。
例えば
やよい軒のごはんお替り自由は食べない人からクレーム入ったり、
子供向けなのに大人が自分の欲で口挟んできたり。
(適切なレベルの安全確保のためならまだ納得できますが)
あなたにもそんな思いしたことありませんか?

その空間では提供者がルールで、そこに違和感を覚える人は
エゴを押し付けすぎず、自分に合う空間に移動すべきだと思います。
または認める心を持ち合わせる必要があると思います。
より良くするための愛のある言葉、エゴの押し付け、
境目が難しいですね。


ちょっと自分語り。
私は物事を考えるとき様々な状況の人を想定する癖があります。
多角的に見えると言えば聞こえはいいけれど、
そのせいで自分の意見が定まらなくて、
人それぞれじゃない?わかんないね、難しいね。
となってしまいます。
だって嫌な思いとか犠牲になる人がいてほしくないじゃん。
そして自己犠牲に走る笑笑
でもそれじゃ進めないから、練習のためにXは自分の考えたことや
考えたいこととか思考発信の場にしようかな。検討中


最後はやっとBray me!!
ボーカル小谷さんが
「今日のライブは呼吸がしやすい。知らない曲もあったけどうぇーいって
盛り上がる。空気感の異なる3バンドだったけれどそれぞれが思いっきり
楽しむ。それがよかった。」
と言っていました。

みんなちがってみんないいんだ。

私がBray meに魅かれているのは、
あの人たちが中学生から17年(初期メンツは半分)という
バンド人生からくる悩みや葛藤、
それを跳ね返したり、隠すように自分に言い聞かせている、自分を信じる力といった、弱みをも見せる本心の歌詞を、
力強い声と音で表現していること。

それを生で聞いて、MCトークを聞いて、CD音源とは違い、
アーティストの特に伝えたい歌詞が強調されたり、熱量が伝わる。
ライブのすばらしさ。本当にすばらしかった。

さらには別アーティストの演奏中Bray meの方々が
Zaiの真後ろで聞いていた。小規模ライブハウスだと結構あるのかな。。
後ろにかっこいいと思った人がいることに、とても驚き、二度見した。
同じように音楽にノッて楽しんでいる。
ちらちらと何度も見てしまった。なんか感動した。


やはり自分が心から良いなと思った人に会う機会があるならば
行くしかない。
それとその人の過去や価値観に触れてみることで、もっと憧れの人物になるかもしれない。逆もまた然り。
どちらも自分を知る一歩となると思うから。

そこから得たものがたとえ些細ななにかでも、
自分に変化が生まれるかもしれない。
いや、その変化を待つのではなく、自発的に、得た何かで自分を変えていく行動を取り、次の自分を生み出していくことが大切か。

紆余曲折あるけれど、本気になって前を向いて頑張っている。
そんな人をみて勢いのまま書いてしまった。
下手の横好きや適材適所、得意なことをやろうという言葉もあるが、
本気になって一心に進んでる姿は胸に来る。
(観客の年齢層が学生からシニアまで幅広かったのはそこかな?)

ちなみに黒澤明さんは実は画家志望で実力もあったが転換して、
映画に携わり一躍世界的な人物になった。
画家としての構図がよかったのだとか。

一本で進む、ちょっと変えてみる、
自分にとっての幸せな生き方を探していこうと思う。
みんなちがってみんないいから。



病んでる人はBray meのエビデンスロード聞いてみてね!
じわぁってくるよ。

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