見出し画像

変化に対応する組織と個人の関係

こんにちは、沖縄県は浦添市にある座波商会の広報担当です。

社内でもお歳暮や年末年始の話が出てきたり、いよいよ2020年の終わりが近づいてきたと感じる今日このごろです。今年はコロナ時代となり、さまざまなことの常識がアップデートされた年でもありました。

今回は、常務取締役である住吉基伸が社内に発信してきた言葉を借りながら、座波商会のあるべき姿、メンバーに求めていることを紐解いていきたいと思います。

答えのない時代

2010年代に入ってからはビジネス環境や働き方など、社会全体の仕組みに急激な変化が見られるようになりました。それまで市場を席巻していたものも一つの技術の変化で数年後には廃れてしまう、なんてことはよくある話です。

さらに今年はコロナの影響も重なり、まさに予測不能な時代に突入しています。

こちらの採用メッセージの中で住吉が語っているように、

変化の激しい社会環境の中、我々が向き合うこれからの時代は、これまでの延長線上で歩めるような平坦な道ではなくなっています。時代の変化に対応し、自らが変わっていく、まさに「変化できるものだけが生き残れる」時代になってきました。

座波グループは1951年の創業から建設・不動産を中心に着実に会社を成長させてきましたが、それでもこの先が安心できるような時代ではありません。

「変化に対応できる組織&人材」を創る

100年企業を目指していくには「変化のできる組織」を創り上げていく必要があると感じ、2015年に第二期創業として新規事業の立ち上げの取り組みを開始しました。

2016年の年始に住吉から、全社員に送られたメールにこんな記載があります。

僕らが目指していくのは
『変化に対応できる企業』
『変化に対応できる人材』
です。

会社が社員を守ってくれる時代は終わりました。言い方を変えると、会社が安定して社員を守ることが出来ていた時代は終わりました。

では、会社が社員を守るために出来ることは何でしょう。『変化に対応できる人材』を会社とともに創り上げていくことが、これからの「会社の社員に対する責任」だと考えています。

画像5

時代の変化とともに会社と個人の雇用形態も様々な形が見られている中「会社はメンバーに伴走し、メンバーの成長を一緒に創っていくことが責任」であることをメンバーに伝えました。

変化の時代に必要な、物事を判断する力

もちろんメンバーが好き勝手にやりたいことをやる、というわけではありません。

技術の進歩スピードも急速になり、様々な業界で急激な変化が日々起きる現在において、正解がわからなくなってきています。

それには「知識」や「経験」を積み上げていき、自分の置かれている環境を分析・予測し物事を瞬時に判断していく「自分で考える力」を必要としています。未来予測が難しい世の中で最善と思われる方法を、自分で考え抜くことが何よりも求められます。

世の中の流れを把握したり、ビジネスの定石を知識として身につけることが最低限必要です。組織としても個人としても知識を身につけていくことは日々試行錯誤しているところですが、取り組みを2つほど紹介します。

情報インプットの支援

1人につき毎月10,000円までの書籍購入をサポートする福利厚生制度を作りました。購入した本はブクログというWebサービス上に登録をしておき、メンバー誰もが会社にある本をわかるようにしています。

スクリーンショット 2020-11-16 11.42.29

本を読むだけではなく、それを経験・能力に昇華させていくために1on1で会話を増やしていったり、読書会・ロールプレイングなどの取り組みをしながら経験値を積んでいく努力をしています。

良かった本の共有や本の貸し借りをする際に、メンバー同士のコミュニケーションも増えとてもいい影響を与えています。実はここだけの話、月に10,000円使い切るのって難しいんですよ(笑)

個人の興味の共有

メンバー自身が日々自分のやりたいことを周りのメンバーにも共有したり、自分がどのような情報にアンテナを張っているかなども共有し合ったりしています。

Slackではメンバーごとに個別のチャンネルを持っていて、メンバー全員が覗けるようになっています。そこには個人の気になったニュースやトピックス、個人のつぶやきなど発言は自由な場所になります。

個人の場所ではありますが、たまに他のメンバーがコメントを入れたり見てもらいたい情報を投稿したりもあり様々な会話が展開されています。

スクリーンショット 2020-11-14 22.00.29

個人の興味や関心、やりたいことをそれぞれが知っておくことで、その人に情報が集まりやすい仕組みを作っていくことも大切な取り組みの一つです。お昼のときにも雑談で「こんなことできないかねー」なんて会話も聞こえてくることが多くなりました。

チャレンジ(挑戦)する環境

上記と同じメールの中で、もう1つ大事なことが記載されています。

「チャレンジ(挑戦)する環境」
これは個人だけでは難しいので、会社とセットでやっていきます。

ここで言う「チャレンジ」とは、ただ単なる挑戦ではなく自分で責任を持って判断し実行することを言います。

最低限の「自分で考える力」が付いてからになりますが、最終的に責任を持って自分で考え判断し、実行してみて初めて本当に自分の身になります。

自分で考える力がある程度ついてからの話にはなりますが、会社としてはメンバーがやりたいことを積極的に受け入れています。

新規事業プランコンテスト

今年からは新たな取り組みとして新規事業プランコンテストを開催しました。既存事業関係なくフラットな状態で、社員誰にでも新しい事業の中心人物になれるチャンスが与えられます。

その事業を考えた動機や体験をまとめたり、市場を調べたり、収益モデルを考えたり、様々なことを検討し判断力・決断力を磨きながらアイデアを増やしていくことは、自身の視野を広げレベルアップにもつながります。

筋がありそうな事業プランについては、その後もチームを作って提案の精度を高めていき事業として進めていくか判断していきます。現在もここから生まれた検討中の事業プランもあります。

スクリーンショット 2020-11-14 22.06.18

ーーーーー

2015年に第二期創業というワードを掲げ『変化に対応できる企業』『変化に対応できる人材』この2つを目指すことに軸に置き、試行錯誤を繰り返しながら会社の成長を進めてきました。

歴史のある会社を変えていくことは容易なことではありませんが、ひとつひとつ課題をクリアしながら新しい波を起こし、会社が少しずつ変わってきていることも実感しています。

ゴールというわけではありませんが「100年企業」を目指し邁進し続けています。

そして、2020年2月に新生"座波商会"が生まれ、コーポレートアイデンティを刷新しました。この話の続きは、また別の記事で触れたいと思います。

画像5


人の成長を、企業の成長に。
一緒に成長できる仲間を探しています。

一緒に座波商会の成長を創っていただけるメンバーを募集しております。少しでも興味をお持ちいただけましたら、お気軽にコンタクトしてみてください!


この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?