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海の神様を祀る金刀比羅宮

こんにちは、沖縄県は浦添市にある座波商会の広報担当です。

みなさん家族に連れられてなり友達と一緒に、はたまた一人でも、人生で1度くらいは神社に行って参拝をしたことがありますよね。初詣や七五三、結婚式などなど、神道の行事は日本人の暮らしにとけ込んでいます。

今回はそんな話にも関係してくる、当社グループの保有する施設の一つでもある金刀比羅宮をご紹介します。神社を保有している企業もそんなにないと思いますので、座波商会を紹介する際のユニークな話として欠かすことのできない施設です。つい先日、塗装しなおしてきれいになりました。

金刀比羅宮と言えば...

金刀比羅宮と聞いて『ん?聞いたことあるぞ』とか『知ってるぞ』って方もいると思います。

金刀比羅宮と言えば、香川県の琴平町に総本宮がある神社で、海上交通の守り神として信仰されており、漁師や船員などの海事関係者の崇敬を集める事で有名な神社です。

長〜く続く参道の石段は奥社まで1368段!実はわたしもここを訪れたことがあり、階段の多さに疲れ果てた記憶が鮮明に残っております。

沖縄にもある金刀比羅宮

この金刀比羅宮が沖縄にもある、といえば驚かれると思いますが、実は当社グループの研修センターの敷地内に分祀しています。

戦後から海上土木を事業の柱としています。当時の瀬戸内海の沿岸には造船所が数多くあり、作業船の発注等の為出張する機会が多かったといいます。当社グループの創業者が参拝のおりに「海での安全や人としてやるべき努めを誓いたい」と、金刀比羅宮を讃岐から沖縄へお迎えしたいと宮司に懇請しました。

その時の沖縄はアメリカ統治の時代ではじめは「沖縄はアメリカだから」と断られたのですが「しかし、神様はどこに行っても一緒です」と、その気持と熱意を理解していただき、分祀の許可をいただきお迎えすることができたそうです。

ただ当時はアメリカの施政権下であり、宮大工の作った総欅つくりの神殿では税関を通過できないという事があり家具扱いで通関させたという裏話も。

沖縄にお迎えするまでに様々な困難はありましたが、創業者の情熱と全力で実行したストーリーと共に金刀比羅宮は当社グループでとても大切なシンボルの一つです。

グループの恒例行事

当社グループでは春と秋の年2回、香川の本宮の例大祭の開催日に合わせて、神職をお招きして金刀比羅祭を催し、秋は年度の安全大会の午前中に役職員一同参加して関係者の安全を祈願する事が恒例となっています。

年のはじまりにも、社員の健康や安全を守り、事業の成長を続けられるよう祈願してスタートします。

この金刀比羅宮には創業者の想いや当社グループに関わってきた人たちの想いも詰まっています。今年で創業70周年を迎える年になりますが、昔から受け継がれてきたものを、今そして未来にどのように受け継いでいくのか。金刀比羅宮を見るたびに気持ちが引き締まる思いです。

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