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【炊飯器で美味しいお米の炊き方】画像で分かる料理テクニック〜キホンのキ〜

おはよう!会えないときのために、こんにちは!こんばんは!おやすみなさい!お久しぶり!料理人ザーゴンです。
かなり久しぶりの記事になりますが、友人からリクエストがあったので、本日は『美味しいお米の炊き方』を基本から書いていきたいと思います!

※この記事は5分で読了できます。

お米の単位

一般的にお米は『1合』『1升』という単位を使います。これは知らない人はいないと思いますが、

一合=180cc(㎖)
一升=十合=1800cc

家庭用の炊飯器だと5合炊きが多いですね。5合炊きの炊飯器は『900cc』のお米を炊くことができるということになります。

美味しいお米の炊き方

お米も『硬め』『柔らかめ』と好みが分かれると思いますが、単純に水分量を変えればいいだけなので、今回は『硬め』で説明をしていきます。

①ボウルとザルを用意する

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金属のザルで軽くかき混ぜるだけで、摩擦によって簡単にお米が研げる&水切りが楽なので、是非ザルを使用してください。

②お米を量る

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ボタンを押すとお米が出るタイプの米びつがありますが、量に関してはあまり信用してないので、できれば計量カップを使って量りましょう。今回は5合(900cc)を炊きます。

③米を研ぐ

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ボウルとザルに米を移したら、水で研ぎます。この時のポイントは『1回目の研ぎはすぐに水を捨てる』です。
お米は水をかけた瞬間が一番吸いやすいです。1回目の研ぎで時間を掛けると、『研ぎ汁を吸ってしまう』ので注意しましょう!!
2回目以降は時間を掛けても問題ありません。手早く研ぐに越したことはありませんが…

④米を研ぐ回数

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『何度研いでも水が白っぽくなり、終わりが分からない』という方もいると思いますが、答えは『ほぼ永遠に水は白くなる』ので透明にしようとしてもムダです。笑
お米の風味を感じる回数としては3〜4回がベストだと思います。

⑤お米を浸水させる

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3、4回研いだら、冷水に浸けます。ここで炊飯器にセットされる方も多いと思いますが、『美味しいお米』を炊くためには『冷蔵庫で冷やす』です。私個人の好みは『冷蔵庫で20〜30分』です。冷蔵庫で浸水させることにより、ゆっくりとお米の内部に水が染み込み、風味が抜群に変わります。

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20分ほど浸けると全体が白くなります。こうなれば、もうお米は炊ける状態となります。
ちなみに、浸水時間は60分以上はあまり変化がありません。水温が高いと腐食の恐れがありますが、冷蔵庫であればまず問題ないです。夜研いで浸水しておき、朝起きたらすぐ炊くなんてこともできます。が!!!やはり浸水時間が長いとお米の風味は失われてしまうので、できれば20〜60分がピークかと思います。

⑥米を炊く

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いよいよ炊き上げです。浸水させたお米の水を一度切り、新しい水で炊飯器の目盛りに合わせます。今回は硬めなので、5合の目盛りの少し下まで水を入れます。
ここで裏技発動です。『氷』を一緒に入れます。ここ重要です。お米は『0℃』に近い水から炊き始めると格段に美味しく炊き上がります。しかも氷は水より体積が大きいので、氷を入れた状態で目盛を合わせると、いい塩梅で硬めのお米が炊き上がります。

美味しいお米が完成!!

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美味しいお米さえ炊ければ、あとはアレンジし放題。おかずがなくても、海苔の佃煮や明太子だけでも最高の食事ができます!
逆にお米が美味しくないと、何を食べてもイマイチ…せっかく農家さんが丹精込めて作ってくれてお米です。多少の工夫でより美味しく炊けるなら、やるしかないでしょーーー!!!!

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