研修受講生から気付かされた、『大きな変化を生むための小さな変化』のつくり方
こんにちは!コンサルティング事業部の宮尾です。
寒さも落ち着いてきて春の暖かさが日々待ち遠しいですね(^-^)
本日は、先日の研修先で、ある受講者の方から気付かされたことを
共有したいと思います!
先日終わったある研究所に所属する次世代リーダー世代の研修。
普段は学ぶことのない内容だったということで、皆さん前のめりに参加され
ワークなども大盛り上がりでした!
その中でひとり若い研究者の方がいらっしゃったのですが(以降、Aさんとします)、
研修テーマの一つにコミュニケーションがあったこともあり、
終了後、職場内コミュニケーションの変化について話してくださいました。
研修中は非常に和気あいあいとしている様子で、
良い空気感の職場なんだなと感じていたのですが
以前はもう少し固い空気があったそうです。
というのも、Aさんがこの組織に来てすぐコロナ禍になり、
コミュニケーションがかなり制限され
一緒に働く人たちの人柄などを知る機会が激減していたということでした。
仕事はできるけれど、なんとなくお互い距離があるため
意見を交わすにもどこか遠慮したような部分があったそうです。
そういう状況を、きっとAさん以外も疑問に感じる方もいたと思うのですが…。
ものすごく悪い影響が仕事にでているわけでもないので、
なかなか変わらない状況が続いていたということでした。
そんな中、コロナの厳戒態勢も落ち着いてきた頃にAさんがとったのが
「自分が飲みたいだけの飲み会来ませんか?」
というお誘いポスターを職場の掲示板に貼ったこと!!
そこから少しずつ、職場内の仕事以外のところのコミュニケーションが生まれ
議論も活発になり、会議などの精度も高まっていったそうです。
(ご本にはそれだけが要因だとは思いませんが、と謙虚におっしゃっていましたが
きっかけの1つであることは間違いないですよね!)
「自分が飲みたいだけ」という相手にとってかなりハードルを下げた誘い文句はあっぱれ!ですが
それ以上に、色々な心理的なハードルを乗り越えて一歩踏み出した
勇気と行動が素晴らしい!の一言に尽きると感じました。
以前、金森社長のブログで「決められないあなたへ」
という記事がありました。
きっとAさんも行動を決めるまで迷ったことは少なからずあったとおもうのですが
周囲も同じように「なんか距離があるよね」と感じている情報などをキャッチし、行動を起こしたのだと思います。
私自身も記事に書かれた決めるためのプロセスを教わってはいるものの
知った気になって、できてないこと(心理的ハードルからやらない言い訳からしてしまう、など)が
たくさんあるぞ…!とAさんのエピソードで省みることができましたm(_ _)m
今、迷っていることや悩んでいることは人それぞれあると思います。
怖いことばかりが頭に浮かぶと「不可能」「やめておこう」「いまじゃない」「自分がすべきではない」
と思ってしまいがちです。
マイナスに感じることの殆どは、プロセスにもあるように知らないだけだったり
Aさんのように、少しの手段の工夫でプラスに変わったり、乗り越えられるものが多いのかもしれません。
それで掴めたはずのチャンスやプラスの変化を逃すのはもったいないので
いつでも「動ける」自分であれるよう、尽力してまいります\(^o^)/
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