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足跡 #6 -幼さと頑固さと-

実家の母と小学生時代の習い事について話した時のこと。
幼稚園の年長から約四年通っていたスイミングスクール。
小学生から10級〜1級まであって、
幼稚園から入っていると習熟度によって途中の級から始まるシステム。
自分の場合は6級から始まって、内容は背泳ぎ25M泳いで、
帰りの25Mをクロールで帰ってくるって内容だった。
5級に行くには確か50Mを一分切らないとダメだったかな。
中々合格出来なくて長い間ずっと粘ってた時期があった。
これは覚えていないんだけど母曰く、

「もう辞めても良いんだよ?」

って言ってくれたらしいのね。
それに対して頑なに辞めずに続けてたらしいの。
当時の心境は覚えていないんだけど、頑固に続けてたんだよね。
その甲斐あって一年後か一年半後かに5級に上がれたのは覚えてる。
そこから4級3級まではさくっと上がれたんだよね。
5級は背泳ぎ50M、4級はクロール50Mだったかな。
クロールはちょっと時間掛かったんだっけかなぁ。
3級で平泳ぎで2級でバタフライだったはず。
2級まで行った辺りで三年生だったかな。
もうこの頃は三年生で遊ぶ時間が減るのが嫌で行きたくなかったんだよね。
あれだけ頑なに6級合格まで頑張って続けてたのにね。
逆に母はこの事を覚えてなかったみたいで、

「最後の方はもう行きたくなかったんだよ」

って話したら軽く驚いてたな。
選手育成コースもあったけど、6級で立ち止まってたのもあって、
自分には無理だし練習だらけになって遊べなくなるのも嫌で、
続ける意味を見失ってたのもあったのかなぁと思う。

この頃の経験があったし、今でも泳げるから両親には感謝。
人生で一番継続出来たのは水泳だけかも。
高学年でミニバスケ、中学三年の引退まで卓球。
以降は特にスポーツはやらなかったな。
続けてたら人生違ったのかな。
そんな事をたまに振り返る。

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