プライベートでも「バリュー出せる」人材を目指してみた
“あなたの仕事「バリュー出せてる?」”のブログのあと、
弊社の社員が
「仕事の時のみならず、日常生活でもバリューを生み出す人材を目指す」
ことにしたということで、それで得た気づきが
なかなか面白かったので、ここでご紹介したいと思います。
日常生活でのバリューというのは例えば
・駅の階段でベビーカーを一緒に下ろしてあげる
・ゴミ箱難民にゴミ箱の位置教えてあげる
・道に迷っていそうな人に声をかける
・困っていそうな観光客に話しかける
・満員電車で痴漢されそうな女の子の後ろに乗る
(これはちょっと女性にしかできなそうですね。笑)
・レストランで他の客のために店員を呼んであげる
・バスで足が悪そうな方のために座りやすいポジションを譲る
とっても小さいことではありますが(笑)
確かに「相手にとってのバリュー」はありそうです。
この「目指せ!日常生活でもバリュー人材プロジェクト」を続けた結果、
もちろん善行をした気持ちよさはあるものの
それ以上に得るものがあったとのこと!
それは・・・
「そもそもバリューを生み出すには
周りをよくみないといけないことに気がついた」
ということでした。
日常生活でもバリューを、と意識する前は、
実際困っている人に遭遇するなんてそこまでないでしょうと
思っていたそうなのですが、
意識を変えてからは案外多くの人が小さく困っている、
小さく助けを求めていることに気づいたとのこと。
確かに自分のことでいっぱいいっぱいだったり、
スマホに集中していたりしたら困っている人にも気づかないものですが、
周りに意識を向けた瞬間にバリューの種は
あちこちに広がっているのかもしれません。
仕事も全く同じでお客様に対してバリューを出すためには、
お客様が困っていることや感じる価値についてよく見て
よく聴いて理解しないといけません。
時にはお客様自身が気づいていない悩みや痛みについても
気づいて差し上げることが重要だったりもします。
だからこそ自分の「タスク」「作業」だけを頑張っているだけでは、
バリューの種を見出すことすらができないというわけですね。
最近では「ワークインライフ」なんて言葉もありますが、
仕事をする自分も、プライベートを生きる自分も同じ自分ですから
バリューを生み出す力を鍛えると言う意味では、
日常生活でもバリュー人材、とても良い取り組みですよね!
ちなみに余談ですが…
仕事でバリューを出せたらお客様から
対価をいただく権利が得られるわけですが、
日常生活でバリューを生み出してもそこで対価を得るわけにはいきません。
それをどう考えるか?
とりあえず、生み出せたバリューの分だけ
「運」が貯まっていくと考えることにしたそうです(笑)
(目には見えないですが、確かにそういうものもありそうです)
というわけで、私も「日常からバリューを生み出す人材」を心がけて
運気を上げていきたいと思います!笑
人事コンサルタント
金森秀晃
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