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なりたいのは、〝あんたgirl〟。
あなたのことは、あんたと呼ぶ。
今日会ったあんたも、
あなたであって、あんた。
〝あんた〟の響きは、
近くて遠い、思い出のビブラートー…。
・・・・・
少し前から「あんたgirl」を描き始めました。
見境なく〝あんた〟と呼ぶ女の子です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73175201/picture_pc_5011aa9a255577014ec7074490b5092e.png?width=800)
きっかけは、何だったかなぁ。
なんとなく描いてみた女の子が、ぶっきらぼうに喋り出したこと、かなぁ。
私は洋服を見るのが好きで、奇抜であれば奇抜であるほど胸にウワァと熱い風が吹く。
「装苑」好きです。
Pinterestというアプリで、胸熱な洋服にバシバシとピン立てていたら、次から次へと提案してくれて。
見ているだけでは飽き足らずアウトプットしたくなり…
それで私は、洋服を描くことにした。
その服を着た女の子が、あんたgirl。
抜群にイケてる衣装を着ているが全然はしゃいでいない。
ぶっきらぼうに「あんた」と言い、愛想を振りまかない。
私はすぐにその子に夢中になった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73173125/picture_pc_fc24377de2125d68cb36528496905c7b.png?width=800)
あんた楽になるだろ。
スマホ一つ壊すのに
大掛かりなエネルギー光線銃を構える。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73173194/picture_pc_ea957218024cd582c15da17a4e5bfad8.png?width=800)
あと寒いから。
あとお腹すいたから。
待ち合わせ、ほかほか肉まんを食べる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73173792/picture_pc_c336e5ed3e2e239a61ce8d9ffb6360c5.png?width=800)
探してるところ。
この子は、真理の方を向いてる。
私は、この子になりたい。
よければ1作品目のこちらのnoteも見てください。
あんたgirl誕生の話。
・・・・さて。
不思議な体験をしました。
あんたgirl。
うれしいことにnoteのサポートをいただきました。
「なんか元気になった」そんな言葉とともにいただいたサポートは、本当にサポート。
バカみたいにキャイキャイ喜ぶとかじゃなく、
じんわり不思議な温もりに包まれ、
その方にお礼のあんたgirlを描きました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73174606/picture_pc_ee46327ec89d1e39378f8b4b9d28caa3.png?width=800)
ソーダ飲むご機嫌なんだけど。
その方が普段着てらっしゃったお洋服、着せました。
自分の好きなことを好きなようにやっていて「元気になった」と言ってもらえたことは、これまでの人生でそう多くなかったかもしれません。
受け取る側のことを全く気にしない行いがもたらした効果は、不思議な感覚。
目の前の人を元気付けるため、空回っても必死になったり、力になりたい想いで向き合ったり、ときに黙ってそばに居たり…
そんな相手からの「元気になった」、とはまた違う温度でした。
私の熱を受け熱くなった血液が、私の中にじんわり流れ込んできたような感じ。
それは今も私に巡っています。
作品として外に出してみてよかったナァと思える体験でした。
またあんたgirl描きます。
また見に来てね。
あんたのこと、
待ってないけど、覚えてるから。
・・・おしまい・・・
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