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ガラクタごろごろ、おもひでぽろぽろ。ー東京蚤の市に行ったー

本日、東京蚤の市に行ってきました。
何度目かの参加、ようやく蚤の市のノミの字が読めるようになり、書けるかな…いや書けないかな…のレベルにまでは達しました。

ひと多いな!!!!

なかなかの天気の甲斐あってか人も多く、とても賑わっていました。2年ぶりの開催だそうです。

夫もついて来ると言うので2人分のチケットを取りいざ入場。
卵98円の日にスーパーへ走るような男だし、100均の鏡を10年使っているような男だし、絶対あんた皮肉言って終わるよ、て思いながら連れてったら、案外楽しんでました。
俺の実家宝の山やん!!!って弾みながら言ってました。
ここに並べば価値が出るけど実家にあるうちはゴミよ、と私の方が皮肉めきながらうろうろ。
どこで誰が売るかもきっとめちゃ大事だよねーとか言いながらどこの誰だか知らない人の影が染みついた品物を手に取る。

古いものが落ち着くのってなんなんでしょー。
古い木の醸し出す安定感ってなんなんでしょう。
おばあちゃんち落ち着くーってのの名残ですかねー?

ぼろぼろの本、じゃりじゃりの金具、木の塊、ぱこぱこの皿。瓶やガラスの器は陽を浴びてきらきら…。

少し前に読んだ小説の慎ましい主人公が、ふらり訪れた蚤の市で見知らぬ家族の家族写真を買い、部屋の壁の上の方に飾って、ふとそれを眺め思いを馳せる一幕があって、すごくすごく好きだったのです。
それを思い出すお品もあったりして、胸がドキドキ!

わぁあああーーー!
いつのやつ?いつのどこの写真なの!!!?
誰なのーー!!!


十分買う理由があっても、なんとなくあまりにもミーハーがすぎるな、と自粛。
今思えば1枚くらい買ってもよかったかもと思わないこともない。


会場内は混んでいて、フードテントの前には行列。
あなたどう考えても人の手垢がついたもの嫌いでしょってなサラサラした日傘女子たちが目に入り、どこにどう美学を見出しここにいるのか想像が及ばないのでぜひ聞いてみたいなぁと思いながら横を通った。
SDGs的な視点かな?社会見学かな。
私と同じ理由かなどうなのかな。

結局、滞在した2時間ほどのなかで、多分人の手垢がついていないだろうなってお菓子を買いました。唯一これだけ買いました。

バターも牛乳もチーズもバニラも生クリームもソフトクリームも大好きなので、乳製品系とあらば!!!


他に何も買わなかったので、これがビビッときてないってことだろうな、と幕を下ろします。


それでもあぁーーー楽しかった!!!となるのは、こんな人形誰が買うの!というモノに28,000円の値段がつけられていたりするのが楽しいんですよね。そのビーズ1つ5000円だぞ、4つ買って何に使うの!

ちょうど昨夜のことなんですが、ちょっと美容院高すぎだろうか…と予約ボタンを押すのを躊躇いました。
少し前に友人が髪の毛をピンクベージュに染め上げていたので、どのくらいの頻度でいってる?ねぇいくら使ってる?と聞きたいがためにLINEしようかなと思ったくらいうーむうーむしてました。
そうだそうだった価値は自分で決めるんだった、とこの場所で改めて感じた次第です。
高いと思えば高い、安いと思えば安い。お宝だと思えばお宝。

来週の美容院、たのしみ。


・・・・おしまい・・・・

オマケ。

7年前くらいに、福岡で蚤の市に行ったのが初めてだったのですが。
そのとき友人がくたびれたミルクパン買って「え、新品の方がいいじゃん!」て思ってました。あのときは私そう思ったけど、今はなんか分かる。
そしてその日は500円でNIKEの腕時計買いました。めちゃかっこいい。
思い出して引っ張り出したら電池切れてた。
時計屋さんもってこ。

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