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お部屋づくりの「3つの軸」|ひとり暮らしも2度目なら

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部屋が決まった、引っ越し日程も決まった。ということは、そこに置く生活用品を揃えていける。

ここで思い返されるのが、1度目のひとり暮らしのこと。

なんとなくおしゃれな家を選んで、格好いいものや便利そうなもの、かわいらしいものを節操なく買い集めた結果、あのころの生活はなんとも乱雑で、うつくしさのないものになってしまったのだった。それはそれで、今思い返せばいとおしくはあるのだけれど。

そうだ私よ、私の家事能力を信じてはいけないぞ。しょせん段ボールやペットボトル、缶ゴミをいつまでも捨てられない女じゃないか(そのあたりを一手に担ってくれている夫には本当に感謝している)。

二度目のひとり暮らしを、うつくしいとは言わないまでもなんとか人間らしいものにするべく、生活用品を買いそろえる前に方針を練ることにした。


■前提条件

方針を考える前に、そこに影響を及ぼしそうな前提条件を整理しておかねばならない。

①引っ越し先はあくまで「仮住まい」である

今回の異動は自宅を持ったうえでの単身赴任であり、いつそれが解除されるかわからない(むしろできれば早くフルリモを勝ち取って戻りたい)。自宅と単身赴任先で被っている持ち物は、単身赴任解除の際いずれかを処分することになる。

②住人は片付けや掃除が苦手である

使ったものは出しっぱなし、段ボールは畳んだあといつまでも玄関に放置、ペットボトルや缶ゴミはつい貯めてしまう(中はちゃんと洗います、これがエクスキューズになるかはわからないけれど)。シーツ交換や掃除機かけが自分でも不思議なほど面倒くさい。そんなタイプの人間である。

③住人にいまさらマメな人間になる胆力はない

私にもひとなみに「おしゃれで丁寧な暮らし」へのあこがれはある。しかし30年以上自分と付き合ってきてわかったのは、それを起爆剤にして自分を変えられるほどの胆力は私にはない、ということ。

さてさて、この条件下で快適なお部屋を作るには、どういう軸を持てばよいだろうか?

■お部屋づくりの「3つの軸」

①持ち物の軸:なるべく少なく

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