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UUUM決算書と今後に見るYouTubeチャンネルの成功法則とは!

はじめに

皆さんこんばんは、マンゴー フリマ SNS マーケティング部 コンサルティングアドバイサー マンゴー製作所所長のエコノミストKeittのです。今回は、メンタリストのDaiGo氏と公認会計士で山田真哉先生が、動画コラボをして、YouTubeチャンネルの問題と今後の成功ビジネスモデルについて語っておられるのでそれらについて書きます。彼らについて知らない方は、以下のページを参考にしてください。

それでは本題に入ろうと思います。

これからのYouTube成功法則〜UUUM決算を公認会計士と分析してみた

こんかい、YouTube関連会社の大手であるUUUMの決算書を参考にして動画を進めるとのことです。

360万部ベストセラー公認会計士と分析2:00~

まずは、UUUMについての情報をおさらいします。これに関しては、動画をサラッと見てもらえればわかるかと思います。資料は次のものになります。

注目点はこの二つ↓

1. 20/5期 1Q決算概要

2. 業績見通しに対する進歩率

20/5期 1Q決算概要

まず業績に関しては結構良く、売上総利益も好調ですよってことです。

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わかりにくいと思うので、それぞれの項目を式にするとこのようになります。

【日商簿記2級の損益計算書(UUUM)のまとめ】
・売上高-売上原価=売上総利益 ←1売り上げは落ちたが粗利が過去最高
・売上総利益-販売費及び一般管理費=営業利益 ←外注の変動費削減
・営業利益+営業外収益-営業外費用=経常利益 ←その他費用削減か?
・経常利益+特別利益-特別損失=税引前当期純利益 ←株評価損受取配当金
・税引前当期純利益-法人税等=当期純利益 ←税金を支払った後の残金

売上高が減少

6:00~
決算発表と売上高四半期の推移のグラフでなぜ売り上げが減っているのか?について、山田真哉氏が解説しており注目点は、アドセンスの減少にあるという。

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業績見通しに対する進歩率

自社サービス、クリエーターサポート(グッズ、イベントなど)、アドセンス(Youtubeからの広告収益)が減少し、広告(企業とのライアップ案件)が好調となったが、総じてアドセンスが下がっている。この、YouTubeのアドセンスがネックとなり、売上高の減少につながったのがおわかりいただけるだろう。

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売上総利益に対しての経常収支

粗利益過去最高益に対しては、販売費及び一般管理費の減少いや正確に言うと、外注費が減少したことで、コストカットを行ったといえるだろう。スライド6で、本業となるアドセンス広告収入の減少が挙げられるが、営業外費用の削減も顕著であるといえる。ただし、人件費が増大しており、外注をやめて雇用したのではないかと推測できる。

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雇用に関しては一貫して伸びており、労働者にたいして優良企業であるといえるだろう。

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今後の見通しはこのようになる。UUUMは新しいビジネス形態なので、成長性が高いといえるが、今回の動画では、どうやら本業のアドセンスに限りが見え始めたのではないかと考えられるが、なお再生数は伸びているのにアドセンス収益が減少していることがそれを物語っている。

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両氏の予想としては、売り上げ減少の原因は、19年7月のシステム変更で、YouTubeチャンネルの広告収入のターゲットに関するアルゴリズムが変化したことが要因であり、これによって、来期予想を下方修正したと思われるその下方修正に使われた指標について、メンタリストDaiGo氏が言及する。

UUUMのビジネスモデルに限りが見え始めた

上場以来、売上総利益が常に右肩上がりで成長してきたが、来期の予想は次の通りになっている。

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貸借対照表にも注目

詳しくは載せないが、売掛金がそこまで増えていないというつまり、仕事の受注が、そこまで増えていないのではないかという事である。このことからスライド6を見てもわかるように自社コンテンツの売り上げに対する売掛金が少ないのではないかと考えられる。逆に買掛金、借入金、未払金、未払い法人税などが膨らみ、今後キャッシュが必要になるのではないだろうかと予想できるが、自己資本比率 48.6%ということで、マンゴー製作所はこの会社自分のカネ少なくね?半分借金ってことで、株価が高く割高感があるので今は買い時とは言えないとマンゴー製作所は考えてます。むしろ売った方が…

メンタリストDaiGo氏からこんなホンマでっかな情報が!?

eCPMで広告単価を解析8:15~

DaiGo氏がeCPMという、Web広告における指標について言及、掲載する広告の収益性が確認できる方法ががあるという。たとえば、この広告が1,000回表示されたら、広告費はいくらになるのか?という事について、計算式で答えている。この広告が1,000回表示されたときの金額が、CPMであり、その頭文字にeffectiveをつけたのが、eCPMそちらについては、次の記事を参考にしていただきたい。

CPM × 広告が表示された回数 ÷ 1,000

effective(エフェクティブ)には「効果的な」「有効な」「実際の」「事実上の」といった意味があります。今回は「事実上の」と読み替えてください。「事実上のCPM(広告の表示1,000回あたりのコスト)」を意図した表現が「eCPM」です。

実際の広告費 ÷ 広告が表示された回数 × 1,000

この実質的な広告コストをGoogleの人工知能やアルゴリズムが、認識して、広告をターゲッティングしているのではないかという事だ。つまり、キッズばかりが見るサイトの広告というのは総じてたんかを下げたという事である。この事実が、スライド6のUUUMユーチューバ共に影響を与え売上高が減少したとてもいうのだろうか?

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

お菓子とかおもちゃなどの広告単価はひくい!?

ちなみにメンタリストDaiGo氏の経験によると、「僕のチャンネルでポテトチップを出しても売れない」と称しており、お菓子やおもちゃなど子供向けの広告の単価は低いのだという。さらに「このチャンネルではポテトチップスを食べてはいけない」という非推奨案件であると同時に「ポテトチップを食べるような輩は今すぐに(動画を)閉じて構わない」としており、広告単価が安いばかりか、体にも良くないという。

DaiGo氏の個人的経験による儲かる広告が明らかに!9:41~

彼の経験則によると、今回取り上げた同チャンネルから提供される広告(****)には、ある特徴があるという。9:41~DaiGo氏の動画に掲載される広告にはそれらが、良く貼られているという。これに関しては、動画の内容をご覧いただきたい。つまり、最初から売り上げ単価の大きいものが広告として表示されるので、それに対するeCPMによる広告収益性も高いという事である。そのようにYouTubeチャンネルの広告が最適化されたので、「最近最適化されて単価が2倍~10倍になった」のだという。つまり、今年度7月以降からの収益性に変化が現れたということだろう。

これまでYoutubeで収益性が高かったチャンネル12:24~

また、DaiGo氏は従来のUUUMの主軸であったと思われるジャンルに言及しており、アドセンスが減収した要因について述べている。

今回チャンネルの陳腐化競争激化が判明したジャンル

特にこのキッズ向けへの広告のターゲティングが外れて、儲からないビジネスモデルに変化したのではないかという。たしかに、お金を持っているのは大人であり、市場規模としてキッズは限定的であり広告で収益を上げるのは今後難しくなるのではないかと考えられる。また、知能労働の少ないジャンルの動画が今後広告減の対象になるのではないか?以下にそれらをまとめてみたので、今後チャンネルをやろうという物は参考にしていただきたい。

・キッズ←お金を使わない人向けと判定され陳腐化確定
・ゲーム実況←eスポーツやGoogleのゲームビジネス参入で供給過多
・エンターテイメント←芸能人や企業の参入で過当競争が激化

ちなみにマンゴー製作所のチャンネルは栽培状況の提供と自身のマンゴーを販売するビジネスモデル形態になっているので、マンゴーを購入したいという方は、ぜひ閲覧していただきたい所である。

今後AIやディープラーニングによって収益性の有無を仕分けられる13:50~

今後の、ウェブ広告の顧客に対するターゲティングについて、メンタリストDaiGo氏は、このように分析している。まず「広告を出して意味のあるチャンネルと意味のないチャンネルをGoogleがアルゴリズムで分け始めた」これによって、既存の動画コンテンツ市場の競争がフェアなものになったのではないか?つまり、eCPMによって、コンテンツへ人工知能が、広告収益を割り振るモデルにシフトチェンジしてそれに合わせたチャンネルを作るべきであるといえるだろう。さらに同氏は、決定的なこと「お金を持っている人や物を買いたいと思っている人が集まるチャンネルじゃないと広告益をとれなくなると思う」と主張、つまり、人を集めるだけただ視聴して時間や暇をつぶすだけのチャンネルは、AIのeCPM判定によって、今後ビジネスモデルが破綻し、なくなるということだ。既存の大手ユーチューバーには耳の痛い話になったのではないだろうか?

マンゴー製作所HBIが判定した心に残った注目シーン

このHBIは、ヒューマンブレインインテリジェンスの略であり、人間が判定した注目シーンである。AIでは何が人間の心に残ったかという事にかんしては、所詮アルゴリズムでありAIに心は無いので判別不能だろう。

DaiGo氏が、既存のチャンネルの対策について言及14:27~
ただ人を集める時代は終わった21:44~

★ 【超投資力】英国投資家が徹底解説!ウォーレン・バフェットの投資手法の秘密とは? 

★公認会計士山田先生との動画 メンタリストDaiGoさんに早口の理由を訊いたら、衝撃の答えが!~大人気YouTuberの圧倒的な戦略 

▶︎オススメ本

山田 真哉 の さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書) を Amazon でチェック! 

▶︎参考資料

この動画は、参考資料を元にしたDaiGoの考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は専門家に相談してください。訂正や追加情報があれば随時追記します。

つまりどういうことだってばよ?

メンタリストDaiGo氏と山田真哉先生のチャンネルに登録して勉強してくださいという事ですね。笑

あと無料のランチは無いという事です。つまり、YouTubeチャンネルのボーナスタイムは終わったのさという事でありこれによって、YouTuberの過当競争が起こるだろうという事ですね。以上

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