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【29歳男がデンマークで機織りのインターン!?③】

こんにちは。よすけです。
今回は準備が一段落し、実際に織り始めたあたりをお話できればと思います。

【織りまでの準備】

織り始めるまでにざっくり5段階!

①機織り機の組み立て
②生地の元になる経糸(たていと)の整経
③整経した経糸を織り機にセットする
④緯糸(横糸)の準備
⑤織りの実施

今回が初めての僕は、全長約10m程の生地を作る為の準備に①〜④の工程で合計20時間(おそらくもう少し)要しました。
それぞれの段階で自分自身の手を使い、細かな作業を繰り返していく。
準備の段階で一つでも間違えがあれば、それが仕上がりに正直に現れる。
一つ一つの作業に緊張しながら、ようやく準備は完了。

ここから実際の”織り”の始まりです。


【織りを始める】

ここからは、皆様も一度は見たことがあるかもしれない、ギコギコと音を鳴らしながら糸を織っていく工程。

織り初めて、すぐに織り機から滲み出る音に心が踊った。
当然、未経験の僕は、全くスムーズに織り進めることができなかった。
まずは段取りを頭で考えながら、自分の手足に動きを伝える。
糸はとても繊細なので、力を加え過ぎればすぐに縮む。
動きを体に染み込ませながら、力の抜き方を掴んでいく。
たまらなかった。

いつか自分の作ったものを、誰かに使ってもらえる日が来たらと思いと同時に、この人にこんな物や色が似合いそうだなと思いが膨らんだ。

(初心者ですが、ぜひ、織り機からきしむ音を聞いて見てください。)

【今日のデンマーク】

デンマークに住み早2年。
今ではすっかり慣れたが、デンマークのスーパーのレジはよく並ぶ、そして待つ。(画像よーく覗くと奥の方まで、、)
スーパーの大きさにもよるが、大体街のスーパーのレジはワンオペ(一人)
自分で会計のできる機械もあるが、それでも並ぶ。

並んでいるお客様の中で不満そうにする人もたまにいる。
でも、レジのスタッフの方が、この行列をみてもっと不満そうにする。大きなため息つく。笑

こういうシーンでせかせかしていないのは、デンマークっぽい時間の流れだな感じる。

Vi ses 
またね。

ヨスケ


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