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【29歳男がデンマークで機織りのインターン!?②】


こんにちは。
ヨスケです。

前回の記事でデンマークでのインターン生活について書く予定が、前座が長くなってしまったので、それに続きで第2弾!

あ!その前に、
第一段の記事を読んでくれた方、メッセージを送ってくれた皆様ありがとうございました!
この場をお借りしてお礼を言わせてください。
※とある人に、生きててよかったと言われ、もう少し小まめに連絡取れればという思いと、この場がまた繋がるきっかけになれたらとても嬉しいかな。

では、お師匠にコンタクトを試みてからの続きを!

※前回の記事はこちらから↓↓↓

【粘りの7ヶ月の末に、、、】

Karinさん(現在のインターン先のお師匠)を見つけて、初めてコンタクトをとったのが2020年5月。

海外での就職活動など一切した事ない僕は、一先ず、彼女の作品、インタビューを観て感じた事、日本で何をして、デンマークに何をしに来たのかを書き連ねた。そして、彼女の元で、機織りについて学ばせてもらえないかをお願いをした。

意外にも一通目の返信は1週間くらいで返って来た。
しかし、内容は、”ごめん、今は人を雇う予定がない”。。。

そこから、土俵際の戦いが始まる。(もはや一発押し出しを食らっているので完全な際の外ではあるが。)

12月の学校が終わるまでは期間がある。
ダメなら日本に帰る。やれるだけやろう。

7月頃、1週間おきくらいにメッセージを送った。
計3回程と2,3度直接電話を試みた。
(文字に起こしたらストーカーレベル)
”ボランティアでもいいので何かできる事はないか””お手伝いができるようミシンの使い方は完璧にする”など、笑える程、ありとあらゆる角度からお願いした。

1ヶ月後彼女から着信がかかって来た。
”連絡ありがとう。気持ちはとても嬉しい。夏休みに入るからその間に考えさせて。”
そこでデンマークの夏休みの長さを初めて知る。。。(彼等の”休み”についてはまたどこかで記事にしたい。)
約1ヶ月弱一切音沙汰なし。

9月末彼女から待望の連絡!

”ごめん。他イベント等の関係でやはりインターンを受け入れるのは難しい”
この段階で諦めた。ただ、機織りに魅せられていた僕は、それを軸にどうするかを考え続けた。

11月 事態は急展開を迎える。

突然Karinさんから連絡が入る。
”あれから考えてたのだけれど、一度会って話したい”
当時住んでいた場所から彼女のアトリエまで片道約6時間程だったが、迷っている暇はなかった。すぐに会いに行った。

5月から連絡を取り始めて、7ヶ月越しに初めて彼女と対面でお話をした。
そこから話は一気に進み、彼女の作品の販売促進、在庫管理等の諸業務を担う代わりに、彼女から機織りを学ぶという方向で話がまとまった。

※ちなみに、会って最初に、何度も何度もしつこく連絡したことを丁重に謝罪した。彼女は笑顔で”あんなに粘る人はデンマーク人ではまずいない。しつこいおかげで印象には残ったよ”と笑ってくれたのには救われた。(日本人でも多分非常識、むしろ失礼。)

【機織りインターン開始!】

冬休み、夏休み、彼女自身のアートワーク、エキシビションなどを挟みつつではあったが、遂にクリスマスのイベントに向けてのスカーフ作りが始まった。

今回の工程をとてもざっくり説明すると、5ステップ!

①機織り機の組み立て
②生地の元になる経糸(たていと)の整経
③整経した経糸を織り機にセットする

④緯糸(横糸)の準備
⑤織りの実施

ちなみに現在まで③整経した経糸を織り機にセットするまでが済んでいて、ここから④緯糸(横糸)の準備以降の作業に入る。

次回の記事で③までの工程の内容をもう少し詳しく載せたいなと思ってます。

【今日のデンマーク】


11月1日に4年に1度の国政の総選挙の実施が決定。
なんと言っても、デンマークの国政選挙の投票率は80%〜90%!!!
どんな熱量か楽しみ😄

そして本日10月8日正午12時から各党の候補者のポスターが一斉に張り出し解禁ということで、友人の姉が支援している党のポスター張り出しの手伝い!
熾烈なポジション争いと共に、町中が一気に各候補者のポスターだらけに。

日本と違い、ポスターを貼る場所が一箇所にあるわけでなく、町中の電柱や木、その他人が目につきやすい場所に大量に張り出される。
(もちろん貼っていい場所と貼り方のルールはあります。)


登っちゃいけない所を登りまくっていた幼少期の気分。

それでは、Vi ses(デンマークでまたね!)

ヨスケ。

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