【29歳男がデンマークで機織りのインターン!?①】
初めまして!
ヨスケです。(デンマーク人と福島のおばあちゃんが僕の名前を呼ぶ時のイントネーションです。ポイントは最後の”ケ”が少し上がる感覚です。いや、そんなことはどうでもいい。)
さて、私事ですが、2020年1月にデンマークに入り、気づけばもう少しで2年になります。
2回の誕生日を迎え、先月でついに29歳😏
29歳男がデンマーク人の機織りテキスタイルデザイナーの元でインターンをする中での日々のこと、ほぼ毎日をデンマーク人の友人達と過ごし見えることを、機を織るように書き留めれたらとおもいます。
まずは、29歳男がデンマークで機織りのインターン!?”という事でどんなことをしているかを発信したいと思います。
ざっくりですが、自己紹介!
【自己紹介】
2021年コロナど真ん中、入国3日後ロックダウンという状況でデンマークに入国。直近の経歴です。
2016年 ”インドネシア”へ半年留学
→大学卒業後、現地NGOに参加し、インドネシアのスラム街で約半年間生活。主に教育支援の活動に参加
2016年〜2020年 株式会社星野リゾート 星のや軽井沢 在籍
→4年弱在籍。レストラン支配人、宿泊支配人を経て退職。
2021年 デンマーク入国 フォルケホイスコーレ入学(1年間で二つの学校に通いました。)
2022年 デンマーク人機織りテキスタイルデザイナー Karin Carlanderの元でインターン開始 https://www.karincarlander.dk/(お師匠のホームページ見てね✌️)
【デンマーク?機織り?】
さっさとインターンの内容に行きたいところですが、もう少しだけ、お付き合いを✋
①なんでデンマーク?
”幸福度の高い国はコロナでどう変わる!?”
”非日常”の空間を演出する星のや軽井沢の仕事はとても魅力的な日々でした。自身は”コミュニケーター”であり、施設に携わる作り手、土地に根付く想いや歴史を、訪れたお客様に紡いでいく人。
その日々を重ねるごとに、作り手の魅力に引き込まれ、”物作りをする側”からアプローチをしてみたいと思うように。
2019年3月コロナ直撃。
あっという間に”非日常”は不要不急に。(皆様同様本当に大変だった。。)
改めて思い知らされた、当たり前の日常のありがたさ。
変わらぬ物作りへの思いは、その日常に寄り添う物であれたらと少しづつ形に。
同時に、就職する際に4,5年後にもう一度海外に出て学ぶとぼんやり決めていた構想が、コロナで行けなくなりそう。”今行かなければ、次はいつだ”という思いで一気に留学への決意を決めた。
デンマークもそこからあっさりと決まった。頭の引き出しにあった二つの事
❶幸福度の高い国”デンマーク”
彼らが幸福と言われる定義は何か
幸福度が高いと言われる彼らの”日常”の向き合い方
幸福度の高い彼らの中にある”物作り”とは
コロナでたくさんの人が”日常”を失われていく中、彼らはどう向き合うのか
❷デンマーク人都市デザイナー ヤン・ゲール
仕事とは関係なく、将来自分が住む場所は、人々の交流が盛んな共同体を作りながら生活を営みたいと思っている中で見つけた方。
”人のこと、人が良い時間を過ごせることを考えてきた。人々が公共空間や街路で出会うことを大切に、人が良い時間を過ごせなければそれは良い都市ではない。”
これらの関わりを、彼らの日常の中に入り体感しつつ、その文化の土台をベースにアウトプットにどのような影響を与えているかを学びたく、デンマークを選びました。コロナ真っ只中だったからこそ意味があったなと改めて思う。
②なんで機織り?
正直に機織りの事は、”鶴の恩返し”くらいの認識しかなかったですし、鶴の恩返しすらちゃんと見た記憶もないくらい。
デンマークに来た時には、はっきり決めていなかったどんな物を作りたいのか。ただ、日常に寄り添う物。この点だけはブレたくなかった。そんな思いだけを持ちつつ日々を過ごす。
とある日、コペンハーゲンに行った際に立ち寄ったお洋服屋さんで見つけた一つの洋服。その生地を作っていたのが、現在お世話になっている”Karin Carlanderさん”だった。
触れた時に感じる生地の温かみに惚れ込み、すぐに彼女を調べた。すると彼女のインタビュー動画を見つけた。5分弱の短い物だったが、彼女の言葉に心が踊り、惹かれた。そこでわかったのは、彼女は日本にも機織りの勉強をしに行っていたことがあること。そして、日本の民芸に触れ、その考えが今の彼女の作品作りに大きな影響を与えていること。
彼女の言葉で印象的だったのは、”あなたが何かに触れた時、身体的な近さを感じること、それが日常の一部になっていくことが大切。加えて、それが誰かの熟考によって作られていることを感じ、知れることも大切。”
まさに僕が星のや軽井沢時代にコミュニケーターとして伝えたかった想い、それを自分が作る側として表現したいと考えていたことと重なった。これだ!
すぐに彼女にコンタクトをとった。それは2020年5月のことだったが、、、
とインターンのことを書くつもりが、前座が長くなり過ぎたので、この記事では一旦ここまでに!
第2弾でコンタクトをとってから現在までをお話できたらと思います。
それでは、Vi ses (デンマーク語で”またね”!)
ヨスケ。
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