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好きなことを仕事にするのって最適解?

私の仕事は“書くこと”だ。

気がついた頃には何かを書くのが好きで、
誰に読んでもらうでもないブログや日記を
自由気ままに書き綴っていた。

いつのまにか大人になって、
色々遠回りもしたけれど
“それ”を仕事にしている。

しかし最近、
ピタリと指が動かなくなってしまった。

生まれて初めての
スランプが来たのだ。

スランプというとすごく偉そうだけど、
こんなにも言葉を紡ぐのが辛くなったのは
27年生きてきて、初めての体験。

今まではずっと、
思いとか、経験とか、気に入ったものとか、
自分の関心のあることばかり書いてきた。

でも、仕事となると
「相手が求めるものを書かなければいけない」
という焦りを強く感じる。
「絶対に間違えてはいけない」
という圧も感じる。

そもそも、
何の興味もない分野のことを
関心のあることと同じ熱量では書けない。
フツーにやる気が出ない。

「好きなことを仕事にすると、嫌いになるよ」
って昔先輩に言われたけど、
その通りなのかもしれない。
「好きなことを仕事にしたいんです!」って
大見得切ってしまった自分、少し後悔。

今日も真っ白な原稿と睨めっこ。

そしてその愚痴をここで
文字として発信しているんだから
訳がわからないよね。

何事も、
好きなことは好きなままでいられる距離感が
大事なのかもしれない。
って薄々気づく、27歳の9月。

とにかく現実逃避はこれくらいにしないと、
自分のことまで嫌いになっちゃいそう。

さ、デスクに戻ろう。

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