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海外ドラマ「ニュー・トリックス〜退職デカの事件簿〜」Season6
原題 New Tricks
製作 BBC
製作年 2009
キャスト デニス・ウォーターマン、アマンダ・レッドマン、アラン・アームストロング、ジェームズ・ボラム他
評価(10段階): ★★★★★★★★☆☆
あらすじ
ある誘拐事件の捜査ミスで左遷されたロンドン警視庁のサンドラ。刑事未解決事件捜査専門のUCOS(Unsolved Crime and Open Case Squad)のボスとして、退職した刑事を率いて解決に挑む。
面白い回と、いまいち話に入り込めない回との差がけっこう大きかったように思う。
1,2,6話が個人的にはよかった。
各話のタイトルとあらすじ(ネタバレ含む)。
1. 覚めない悪夢/The War Against Dogs
アルコール依存症で入ったキリスト教の施設でブライアンが知った過去の事件。
被害者の過去には考えさせられるものがあった。クロアチア人の母親を持ち、ユーゴスラビア紛争に参加。そこで残虐行為に加担したことから心に傷を抱えてアルコール依存症になり施設に入っていた。結末にも納得。
2. 真実はそこにある/The Truth Is Out There
タイトルはテレビドラマのXファイルから。UFOの墜落を目撃して殺されたという証言。
事件現場は米軍の基地のあった場所。UFOだと主張するものは、スパイ容疑のかかるイギリス国民を無断で乗せた飛行機の墜落だった。
今までのエピソードでは事件のスケールが大きくても結果は内輪揉めの事件というようなパターンが多かったので、このエピソードは見応えがあった。
3. 新たなる人生/Fresh Starts
難民としてやってきて、送還されそうな女性が守ろうとした娘。
暴力を振るう夫から逃れるためその女性と入れ替わって自分は死んだことにして、新たな人生をやり直す。その行為は遺された娘のことを考えるとやりきれない気持ちになった。
4. 「シャドー・ショー」殺人事件/Shadow Show
結局、インターネットに昔の映像を投稿していたのは誰だったのか、良くわからなかった。
5. “セールスマンの死”の謎/Death of a Timeshare…
結局はお金が必要になった妻が、自殺ではなく殺人だったと今になって主張して保険金を得ようとしたということか。
6. 最後に笑う者/The Last Laugh
ジャックの仇敵、ハンソンとの最終対決。
右翼グループの学生2人が行方不明になっていた事件。彼らは左翼活動家で右翼グループに潜入していた。
そこで麻薬を売ったりして関わっていたのがハンソン。
最後はジェリーの元同僚も協力、そしてストリックランドも動いて、とうとうハンソンの逮捕に漕ぎ着ける。長く続いたジャックのたたかいにやっと決着が着いてよかった。
7. 波間に消えた真実/Blood is Thicker Than Water
テムズ川のボート事故の再調査。
カジノなど捜査は広がるが、結局は内輪揉めの話だった。
8. 重なり合う過去/Meat Is Murder
かなり凄惨な事件。捜査が進む中でサンドラの父に関わりがあることが明らかになる。
ジェリーの父方の家族や親戚がいっぱい登場。よくジェリーは刑事を続けていられた、いや、再雇用までされたなと思うほどにギャンブル漬けの過去はすごかった。
これまでの感想
【ニュー・トリックス Season1 感想】
【ニュー・トリックス Season2 感想】
【ニュー・トリックス Season3 感想】
【ニュー・トリックス Season4 感想】
【ニュー・トリックス Season5 感想】
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