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【アートな散歩#4】KATACHI museum

先日三重県に行ったのでヴィソンに宿泊してきた。

土壁の外観

KATACHI museum @三重VISON

国内最大級の商業リゾートヴィソンにはミュージアムが2つある。小さなミュージアムだけどどちらも楽しめる展示をされていた。

まず1つ目は「 KATACHI museum 」

陶芸家・造形作家の内田鋼一がプロデュースする、食をテーマにしたミュージアム。
「料理の道具」を切り口に、国内外からセレクト。普段使いできる機能美に優れた道具を展示

公式HPより


料理の道具。

料理の道具ってあれとかあれよね?

と思いながら入ったのはひろーいワンフロアの白い部屋。

そしてそこにまさにあれとかあれがまさに作品のように飾られていた。

プラスチックチック系の素材がない時代。
人の手を使って目的に上手くあうように作られた木や鉄の道具がアート作品のように並べられている。


まさに美術館を面白くさせるところはこれだな、と。

そこにあるだけで何か価値がある、特別なものにみせるのは美術館ならではじゃないだろうか。そしてここはそんなポイントを上手く活かした展示をされていた。

やかん、漏瑚、おろし器、

どんな道具にも役目があり

どんなカタチにも意味がある。

そう思うと日常の周りのものの見方もかわってくる。

広々としたフロアに並ぶ道具たち


入場料が800円するからか、週末にも関わらず人は居なかった。静けさの中でみる道具たち、今でもきっと使える、そんな呼吸を感じた。

入場券はそのまま併設のショップで使える800円の金券にもなるので、自分へのお土産、小皿と化しました。

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