見出し画像

19歳の自分に問いかけたい

どうも、Yusugeでございます。

前回は18歳の自分に問いかけてみた。

今回は19歳の自分に問いかけてみたいと思う。
この年が現在のわたしのファッションにおけるライフワークの基礎を作り上げたといっても過言ではない。

持ち前の緊張しいが炸裂し、大学受験はものの見事にやらかし、浪人生活を余儀なくされた。
名古屋の予備校に行くことになったわけだが、これまで名古屋にほとんど行ったことない上に、私服で出掛ける機会がほとんどなかった。
それまでの私服はジャージか母親が買った服であり、自分の意思で購入した服は一枚も持っていなかった。

予備校に当然ジャージで行こうとしたが、母親に必死に止められた。
そうなると一体何を着たらいいのか全くわからない。
受験勉強の傍らファッション雑誌を読み漁った。

これが、わたしのファッションの始まりだった。
微積分を解きながら、自分に似合う服は何か考えた。
フレミングの法則を装い、周りにいるお洒落そうな人を探した。

本業である受験勉強も順調にこなし、第一希望である名古屋大学工学部は合格圏内であった。
念のため中期と後期も応募したが、事実上滑り止めなしの戦いに挑むことにした。
普通にやれば受かるが、その普通を本番でいかに発揮できるかが勝負の鍵であった。

センター試験当日、わたしの部屋は多くのJKというアウェイの環境下となった。
フレミングの法則で精神を研ぎ澄まし、ゾーン状態へと突入した。
その甲斐あり、最低ラインである8割を無事に獲得することができた。

二次試験はセンター試験と変わって多くのDKの中であったため、いつも通り筆を走らせた。
こっそりと机の下でフレミングの法則を繰り出し、物理や数学を解いた。
1年間の浪人生活を満喫した結果、見事に合格した。

満を持して、大学デビューを果たすことになった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?