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究極のチョコレート

おはようございます。Yusugeです。
本日はわたしの大好きなチョコレートについて語ろうと思います。

突然の出会い

2015年11月某日。
中目黒で偶然見つけたお店。
その名も、green bean to bar CHOCOLATE

入口に数種類のチョコレートが陳列されており、すべてのチョコレートに原産地とカカオ%が表示されている。
原産地も気になったが、特にカカオ%がわたしの目に留まった。
これまでそのような指標でチョコレートを見たことなかったので、店員さんの丁寧な説明を聞きながらカカオ70%のチョコレートを試食した。
カカオ70%を口にした瞬間、これまでのチョコレートの常識を覆された。

カカオは甘くない?

チョコレートは幼少期の頃から好きであったが、これまで食べていたチョコレートの多くはミルクチョコレートであることを初めて知った。
ミルクチョコレートとは、原料の主成分であるカカオマス[1]、砂糖に乳原料を加えたものである。
そもそもカカオはコーヒー豆のように酸味や雑味があるため、ミルクを加えることによって、味わいがまろやかになる。
[1]カカオ豆の中に含まれるカカオニブ(胚乳)を焙煎後に摩砕し、その際に生じるペースト状のもの

一方、green bean to bar CHOCOLATEで作られるチョコレートの多くはカカオ豆とオーガニックシュガーで構成されている。
さまざまな原産地のカカオ豆の個性を活かした、香り豊かなチョコレート板に仕上げられている。
ちなみに、数年前green bean to bar CHOCOLATEでカカオ豆を購入したことがあるが、カカオ豆はまったく甘くなかった。

モノづくりの真髄

green bean to bar CHOCOLATEはチョコレートの味もさることながら、何より本当の意味でのモノづくりの真髄が凝縮された素晴らしい企業の一つであると、わたしは思っている。
原材料からチョコレート板、そして、わたしたち消費者の手元に届けられるまで、トレーサビリティがとにかく秀逸である。
green bean to bar CHOCOLATEがメルマガで毎週金曜日に配信している“CACAO JOURNEY”を通して、カカオ農家さんの声やそもそもbean to barとは何か等チョコレートのあらゆるバックボーンを学ぶことができる。

昨今、日本においてもSDGs(持続可能な開発目標)が浸透してきているが、まだまだ昔ながらの大量生産がモノづくりにおけるメインストリームであるように思える。
今後は、企業が利益を追求すると同時に、すべての人々にとって、地球にとって優しいモノづくりを追求することが求められると、わたしは確信している。
ゆえに、green bean to bar CHOCOLATEのモノづくりはあらゆる業界のメーカーにとってのロールモデルになる可能性を秘めていると、わたしは期待している。

究極のチョコレートとは何か?
皆さんはどのように考えますか?

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