ゆゆゆ

27歳男の東京見聞録。写真撮影や海外旅行、オードリーのラジオが好きです。戦略コンサル3…

ゆゆゆ

27歳男の東京見聞録。写真撮影や海外旅行、オードリーのラジオが好きです。戦略コンサル3年目です。

最近の記事

本棚はその人の生きた歴史の堆積かもしれない

最近本が増えてきました。 2つある本棚からは溢れ返り、仕事用の机を埋め尽くし、ついにはベッドまで侵食し始めました。 定期的に間引きはしていたのですが、今回思い切って断捨離をすることにしました。 どの本を手元に残そうと考えながらぼんやり本棚を見ていると、その本棚が自分の人生の地層のように見えてきました。 あーこの時代は中二病をこじらせてニーチェばっかり読んでいたなぁとか、なんかこの時すごい恋愛小説読んでるなとか、社会人になって急にビジネス本が増えたなとか、それぞれの時期に読んで

    • 2年間で量産された夜

      ランチを食べた後、オフィスの周りを散歩しながら、高校の時の夏休みってどう過ごしてたっけ?と考えていました。 具体的な記憶は全く思い出せないのですが、何だか情緒的で懐かしい気持ちになったのが不思議でした。 今まで記憶があって感情が喚起されると思っていましたが、もしかしたら感情そのものが記憶されていて、そこに紐づく具体的な記憶は抜け落ちていることもあるのかもしれないなぁとか考えていました。 或いは、シンプルに「高校生」×「夏休み」からエモーショナルなイメージが勝手に想起され、あた

      • 那須旅行記

        プロジェクトが一区切りついたので那須に旅行に行ってきました。 仕事でいろいろと思うことがあり、東京から離れた場所で少し落ち着いて考えたいなと思っていたのでゆったりできてよかったです。 今年は何度か宇都宮に出張に行っていたのですが、その度に毎回もう一駅先には温泉地があるのねーと思っていたものの、寄る時間も無く近くて遠い場所だったので、今回は宇都宮駅で降りずに通過した時、なんだか勝利感に満ち溢れました。 もともとは那須高原や牧場などに行こうと思っていたのですが、雨だったのでホテ

        • 金曜夜のオフィス

          今日は夕方の風がすごく気持ちよかったー! これまで出社すると同期と話すことがほとんどだったのですが、最近は後輩と喋る機会が増えました。 自分は部署の人が固まるエリアから離れたところに座ることが多いのですが、わざわざ自分の席まで喋りに来てくれる人がいて、全財産を譲りたくなるような気持ちになります。 金曜日の夜、仕事をしていると後輩に「○○さん、哲学好きなんですか?」と話しかけられました。 いや、そんなこと言った覚えないし全然詳しくないんだけどなぁ、、と思ったのですが、話を聞

        本棚はその人の生きた歴史の堆積かもしれない

          別にDSが欲しかったわけじゃなくて

          今日家を出てみると「過ごしやすいな~」から「暑いな、おい」に変わっていて、今年ももう折り返しに差し掛かっていることに気づきました。 自分の性格に悲観的なわけではないのですが、こじらせてまんなぁと思うことが多々あり、いつからなぜこうなったんだろうと考えていました。 今回はそういうお話でございます。 小学校の頃、世の中はDS全盛期でした。 学校が終わると毎日誰かの家に集まってDSをするのが日常でした。 ただ、うちの家にはDSはありませんでした。 母は「やりたいことやればいいよ

          別にDSが欲しかったわけじゃなくて

          重力が強い日

          今日は朝起きた時から気分が良くなく、食欲もなかったのでスムージーだけ飲んで18時までずっと家で寝てしまっていました。 体調というより気分的な問題で、重力がいつもより強いんじゃないかと思うくらいベッドから出れず張り付いていました。 このまま夜も家に籠っていると貴重な休日を無駄にしたという後悔に押し潰される未来が見えているので、noteを書いたら外出しようと思います。 最近、自分にとって好きなタイプの写真がちょっとずつ明確になってきた気がします。 一言で言うと余韻がある写真が好

          重力が強い日

          理性ぶっとびー

          ここ最近は会社が閑散期で早めに仕事が終わることが多いのですが、夜の時間を持て余している気がします。 noteを書くのも思考が整理されていいですが、最近だいぶ話せなくなってきた中国語をもう一度勉強する、Podcastをやってみる、転職活動を進める、本と映画を見まくるとかも始めてみようかなと思います。 話は変わり、先週末に人生初のクラブに行ってきました。 自分は絶対に楽しめないだろうとは思っていたのですが、好奇心が勝ったので行くことにしました。 陽キャの聖地でシラフでは戦えない

          理性ぶっとびー

          京都の夜

          一か月ほど前に京都旅行に行ってきました。 京都に住んでいた時、家の近くに気になっていたバーがあったのですが、結局行くことなく東京に引っ越してしまったので、旅行ついでに寄ってきました。 そもそもなぜ気になっていたのかというと、ビリージョエルの「Piano Man」という歌が好きなのですが、このバーの前を通る時いつもPiano Manに出てきそうだな~と思っていたからです。 気取ってお酒を飲みに行くのではなく、生活の一部としてのいつものバーみたいな雰囲気が居心地がよさそうで憧れる

          京都の夜

          戦略は皆無

          最近日曜の夜がどうしても寝れず、ウイスキーを飲んで眠気を誘いつつ、途中まで書いていたnoteを書くことにしました。 ここからは酔っぱらいながら夜を徘徊している時に撮った写真です。 最近友達と夜に散歩をしました。 彼とは大学・大学院が同じで、当時はよく一緒に銭湯に行ったり、鴨川を散歩したりしていました。 社会人になってから少し疎遠になっていたのですが、最近彼がコンサル業界に転職し、職場もすごく近くなったので、夜のお台場を散歩していました。 その中で、貯金の話になったのですが

          戦略は皆無

          息継ぎ

          今週はちょっと忙しい。 寝て起きて仕事して、寝て起きて仕事して、を繰り返す。 黙々と仕事をして、淡々と生活を送る。 こういう時、仕事も食事も風呂も洗濯も睡眠も、あらゆることがタスク化されていて、そのリストを上から潰していけばいいだけなので意外と楽だったりする。 忙しいときに仕事に意味は求めないし、食事においしさは求めない、考え事をしながら眠りにつくこともない。 部屋の中でひたすら目の前のタスクを減らしていくだけでいい。 余計な考え事は入ってこない。 凪のような精神状態。 どこ

          おすすめの沼ありますか

          次のボーナスでカメラのボディを買い替えようと思っているのですが、何を買うかに悩んでいます。 ちなみに今はFUJIFILMの「X-T30ii」というエントリーモデルのカメラを使っています。 ①鰻の滝登りパターン これは最初に想定していたパターンですが、今持っている「X-T30ii」の上位機種である「X-T5」(もしくは「X-H2S」)への買い替えです。 同じFUJIFILMのカメラなので、描写傾向も似ていると思いますし、買い替えによってカメラ初心者が気付けるくらいの差異や驚

          おすすめの沼ありますか

          夜の光っていいよね

          GWは風邪をひいて体調を崩したり、顎が急に痛くなって口を動かしづらくなったり、いろいろと不調が続いていました。 仕方がないので、家で本を読み漁り、永遠にYoutubeを見たり、散歩に出かけたりしたのですが、それでも時間が余ったので、実家に帰って数日ゆっくり過ごしました。 週明けに会社の人にGWは何してたの?と聞かれるのが今から怖いです。 火曜日はできるだけ同僚から離れた席に座ろうと思います。 帰省した時の写真です。 気分が沈みがちな時、よく村野四郎という人の詩集を読みます

          夜の光っていいよね

          鴨川で心を洗濯する

          ふらっと京都に行ってきました。 結局中退しましたが以前は京都の大学院に通っていて、悩み事や考え事があるときはよく京都に行きたくなります。 当時は大学院進学に伴い名古屋から京都へと生活環境を移し、いろいろと思い悩んでいる時期でした。 京都にほとんど友達がおらず、新しい研究室にも馴染めなかったので疎外感がありましたし、研究者を目指していましたが本当にそれでいいのかという葛藤も日々心の中に渦巻いていました。 ただ、夕方、鴨川のほとりに座り川の流れを眺めていると、心に滞留していた疎外

          鴨川で心を洗濯する

          雑食型の趣味

          1週間ほど前はいたるところでみんなが桜の話をしていたのに、散って一週間も経つとまるで一夜の夢だったかのように話題から消えていきますね。 お花見での心の高鳴りとか、誰かと見た思い出とか、人の心に刹那的できらきらした情緒を残しつつ、名残惜しむ時間も与えず颯爽と散っていくのが桜の美しさなのかしれないですね。 というわけで散りがけに上野公園で撮った桜の写真です。 今日はNHK交響楽団の定期演奏会でブルックナーの交響曲第7番を聴いてきました。 学生の頃は1か月に1回くらいは学割チケッ

          雑食型の趣味

          写真にしみじみと向き合ってみる

          昨日、今年取った桜の写真を印刷してみました。 ファインダーをのぞいた時に心拍数が上がったり、思い通りのレタッチができた時に嬉しさが込み上げてくることはこれまで何度かありました。 ですが、印刷した写真を手に持ちながら眺めた時、じんわりと染み渡るようなしみじみ感を初めて味わいました。 サウナ上がりにハイボールをぐいっと胃に流し込むのもいいですが、深夜に本を読みながらちびちびウイスキーを飲むのもいいよねという話です。 あ、ちょっと違う気がしてきました。 とにかく、スマホのアルバムと

          写真にしみじみと向き合ってみる

          最近よかったもの

          休暇中でストレスフリーなのであまりnoteに書きたいこともない一方、いろいろなところに出かけて写真が撮り溜まってきたので、消化のため今日は最近見たアニメとドラマ、映画を1本ずつ振り返ってみます。 Cyberpunk Edgerunners 昨年の夏、ベトナムに旅行に行ったときに見たアニメですが、あまりに良すぎてもう一度見直してしまいました。 舞台は2077年、軍事テクノロジーが発展したものの、格差が広がり荒廃したナイトシティと呼ばれる街です。 「ナイトシティでは人を信じる

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