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レビュー:SIGMA/50mm F1.4 DG HSM|Art

おはようございます。あっという間に三連休最終日。
休みというものは何故こんなにも早く過ぎ去ってしまうのでしょうか。不思議ですね〜。


さて、今日はタイトルにありますようにレビューをしていきたいと思います!前回機材紹介(以下記事参照)で取り上げたSIGMA/50mm F1.4 DG HSM|Artについて作例を交えながら、私が使ってみた率直な感想を書こうかと思います!


1.ありのまま写し出す、ナチュラルな描写

今までいくつかレンズを使ってきましたが、その中でも1番「被写体をありのまま写し出してくれるレンズだなあ」と感じました!

レンズによってはコントラストが強かったり、四隅が歪んでしまったり、暗くなってしまったりとレンズそれぞれの癖?が出てしまうものがあります。
このレンズはその癖がほぼ無いと言っていいレンズです!
強いて言うのであれば「コントラストが若干弱いかなあ」と感じる程度。
個人的にはコントラスト弱い方が編集もしやすいこともあり全く気にならないどころかむしろ好きです。笑

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このように雪景色であってもハイライトは白飛びせず、シャドウは黒つぶれせず丁度いいバランスで写し出せます。
編集時もコントラストを強めたり、色味を戻してあげる程度で済みます。


2.50mmの良さ

焦点距離50mm(35mmフィルム換算)というのは人間の視野にもっとも近いと言われている、いわゆる標準の画角です。

一般的に50mmと比較されがちなのが35mm。個人的には35mmだとすこし離れ過ぎている気がして苦手な焦点距離でした。
対して50mmは自分の目とほぼ同じかそれより少し近い画角であるため、自分で見た景色とイメージから離れることなくシャッターを切ることができ、大袈裟に言えば「目の瞬きでシャッターを切る」ような感覚で写真を撮ることができました。

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焦点距離に関しては、個人の好みによっても大きく左右されるかと思いますので自分の好きな焦点距離を探してみてください!


3.F1.4の威力

F値とは簡単に言えば、数値が低ければ低いほど背景ボケが強くなり、明るく写真を撮ることができます。
このレンズはF1.4でレンズの中でもF値が低い部類に入ります。
とにかくめちゃくちゃボケます!
例えばこの写真↓

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瞳にピントを合わせようと思ったんですが、その手前にある髪の毛にピントが合ってしまいメインの瞳がボケてしまっています。この他にも鼻にピントが合うと顔がボケるようなこともありました。

このように顔の凹凸でさえもボケてしまうほどF1.4は威力があります。
ただピントが合ったときの威力も素晴らしいです。


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これは木の角にピントを合わせて撮ったものです。
上に積もる雪のきめ細かさ、木の材質、木目まではっきり写し出せます。
しかも背景ボケも自然で綺麗です。

先ほど例として挙げたようなポートレートの撮影でも、ボディによっては瞳AF搭載しているものも最近では数多くあります。なので瞳に合わせるだけでバチッと決めてくれるので問題ありません!
要はピントをちゃんと合わせられれば何の問題も無いと言うことです!


4.まとめ

まとめますと、個人的にはかなり好きなレンズです!笑
購入して以来、ほとんど付けっぱなしで撮っています。

強いてデメリットを挙げるとすれば重量です。レンズ単体で910g(ソニー Eマウント)程度あり、他のレンズと比べても重いです。
なので荷物が多くなってしまう時や移動が多い場合、どうしても重量はネックになってしまう点かと思います。
が、この描写を知ってしまえば重さを土返ししても必ず持っていきたくなると思います!笑


単焦点レンズということもあり初心者の方にもオススメのレンズです!
このレンズで撮れば誰でも写真上手くなったと錯覚できるかと思います。笑

初心者の方は特に「せっかくカメラ買ったのに思うように撮れない」と感じて撮らなくなってしまうケースが多いかと思います。
単焦点レンズからスタートすればその問題は大抵解消できるかと思いますので是非試してみてくださいね!

では。




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