インテリアと念仏

2021年02月06日

昨日、最高に分厚くて、重くてかさばる本を買ったが、案の定、今日は1ページも開かなかった。
いやいや、そんなもんよな。そんなもん。
買う瞬間が一番高鳴るのが読書。読書の醍醐味は買う瞬間と、本棚におく瞬間。
もはや本はインテリア、実用性0のインテリア。オブジェ。鹿の剥製と同じカテゴリー。

そんなわけで、机に置きっぱだった『読書の日記(阿久津隆)』を本棚にin。
代わりにこれまた剥製と化した『選択本願念仏集(法然)』をout。

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なんでこんな渋い本買ったんだ、おれ。

問うて曰く、一切衆生は皆仏性あり。遠劫より以来、まさに多仏に値ひたてまつるべし。何によってか、今に至るまではの自ら生死に輪廻して、火宅を出でざるや。

スッと本棚に戻す。
この本を読み始めるには、もう少し時間が必要なようだ。
後何年かければ、この本棚の本、全てを読み終えられるのだろうか。

※以前書いていたアメブロからの転載記事です。
https://ameblo.jp/yosidayy/

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