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LINE公式アカウントとは?できること、運用のポイントを簡単解説

こんにちは、SNSマーケをメインにデジタルマーケ領域を支援しているmeyco株式会社の山際です。

今回は、LINE公式アカウントについての投稿です。

「LINE公式アカウント、最近よく見たり聞いたりするけどよくわかってないかも」という方向けにこの記事を通して、

①LINE公式アカウントのってどんなもの?

②運用する際のポイント

を理解していただければと思います。


LINE公式アカウントとは

ご存知であろうコミュニケーションアプリのLINE。

体感で分かっているとは思いますが、たくさんの人が毎日使っているアプリです。数字で見ていくと、LINEのユーザー数は月間8,600万人(2020年9月末時点)と日本人口の60%以上を占め、毎日利用している日本国内ユーザーは85%と発表されています。

また、若い人だけでなく50歳以上が約3割と、幅広い年代、まさに老若男女が使用しているアプリです。(僕の77歳のおばあちゃんもスタンプを送ってきたり、タイムラインを見たり、かなり使いこなしてます。すごい。笑)

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(参照:https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf)


そんなLINEが提供するLINE公式アカウントとは、

LINE上で個人事業主や店舗、企業がキャンペーン情報やイベント告知、アンケートなどの顧客とのコミュニケーションが「1対多」で行えるマーケティングツールです。メール配信ツールと近いと思っていただけるとイメージは湧きやすいかなと。


LINE公式アカウントの特徴

マーケティングツールであるLINE公式アカウント。

特徴を3つ挙げると、

1. 約8,600万人との接点創出が可能に

年代幅広く利用しているユーザーが多いため、多くの顧客へのリーチが見込めます。また、ブロックされない限りアプローチし続けるられることも大きな魅力です。

2. 店舗やECサイトへの高い送客力

LINE公式アカウントの開封率は約60%と言われており、メルマガに比べても数倍。クーポン付きメッセージなどで店舗、ECサイトへ送客し、来店・購入まで繋げることが可能です。

3. 無料で始めることができ、取り組みやすい

無料プランでアカウントをほんの5~10分で開設できます。ただ、月間1,000通までの配信数制限があるのでご注意を。

3つの特徴を述べましたが、特にお伝えしたいのが2の高い送客力。LINEはSNSの中でも短期的に売上に繋がりやすいです。Instagramなども売上に繋がりますが、フォワー獲得からファン化までを考えるとやはり半年~1年くらいかかる。それに比べ、LINEは初月から売上に繋がることも全然あります。


LINE公式アカウントではこんなことができる

機能を全部紹介すると、細かく長くなってしまうので一部抜粋でどんなことができるかをざっくり紹介します。

基本的に普段使っているLINEでできることは、公式アカウントでも可能です。具体的には、テキスト、スタンプ、画像、動画、ボイスメッセージなど。

LINE公式アカウントならではというと、ベイクルーズさん、BULK HOMMEさんのアカウントをお借りしながら説明します。(お好きな企業の公式アカウントを登録して見てもらうのが、正直一番わかりやすいです。笑)


リッチメニューの設置ができる

リッチメニューとは、画像赤枠箇所。常に表示される部分でタップすると指定のURLへ遷移させることができます。設置するメニューは自由に選ぶことができ、いつでも変更することが可能。ベイクルーズさんですと、ID連携クーポンとランキングを押し出してますね。シーズンごとに需要が変わる商品やキャンペーン/セールを頻繁に行う企業は、その都度リッチメニューを変更する運用が多く見られます。

ベイクルーズ


診断コンテンツを行える

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ちょっとここだけ上級編になりますが、診断コンテンツをLINE上で実施することができます。回答に合わせて、自動で次の質問が配信されていきます。得た回答をもとに顧客の悩みなどから属性分けを行い、その後の配信コンテンツの出し分け(セグメント配信)に活用できます。

※実は上記を行うにはツールを入れる必要があるのですが、それはまたお伝えしますね。


LINE公式アカウントの運用のポイント

最後に運用のポイントをお伝えします。

ポイントは、シンプルで友だち数をいかに増やすか、友だちに合った配信をいかにできるかの2つです。

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1.友だち数の母集団形成

やはりある程度、友だち数がいないと売上にはつながらない。

友達集める手法は、①友だち獲得広告、②広告以外の2パターンです。

下記手法をいつまでにどのくらい集めたいかを軸に判断すると良いです。

①友だち追加広告

CPF広告と呼ばれるLINE上に配信される友だち追加を目的とした広告です。費用はかかりますが、即効性の高い手法です。

②広告以外

店舗のレジや商品発送時のチラシ同封、サイトへの導線設置が主な手法です。来客数・購入数・サイト流入数によって、友だち増加数が変動するため、広告に比べ時間がかかることが多いです。


2.来店や購入につなげるメッセージ配信

LINE公式アカウントを運用するのであれば、シナリオ配信、セグメント配信はマストだと思ったほうがいいです。売上につなげるためにも、顧客のニーズに合わせた配信が重要。ブロック率低下にも繋がります。

配信を行いながら、顧客のニーズを汲み取り、ニーズごとに配信コンテンツを出し分けることで来店・購入まで繋げることが可能です。

やり込むとなると、ツール導入が必須になってきますので詳細は後日noteでお伝えしますね。

※下記配信設計イメージ

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上記2つが、運用のポイントです。

友だちをいかに集めて、その友だちに対しいかにニーズに合った配信ができるかが売上に繋がる、繋がらないの肝となってきます。


最後に

今回の内容は、情報量がかなり多くなるのであえて詳細はそこまで触れてないですが、大枠のイメージが湧いてくれれば幸いです。

こんなことはできるの?こういう場合はどうするの?など気になる点やご質問は、お気軽にメッセージ、DMください!全てお答えします。

最近twitter(@giwagiwa08)始めたので、フォロー&DMお願いします!

LINE公式アカウントの考え方から実務での課題を中心につぶやいてます。


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