読書録「できる課長はこれをやらない!/安藤広大」

こんにちは!

今回の読書録は安藤広大さんの「できる課長はこれをやらない」を紹介します。

一通り読むと「できる課長」の振る舞いや考え方がわかるようになっています。

私はまだヒラなんですが、それでも上の立場の視点を知るのは普段の仕事をより良くしていくためにも必要なことですので参考になる一冊でした。

出来ない課長というのは課まるごと被害を被るわけで…。こういった知識を得るのは管理職に上がる前段階としてマストな気もします。

組織から外れたリーダーは部下を不幸にする

一時期ですが会社と闘うアレなリーダーのもとで働いていた時期がありました。

上司の上司以上が決めたこと以上に自分の理想がその人にはあったようで、よく口八丁手八丁で意見を無理やり通した自慢を聞いた記憶があります。

口八丁手八丁は私の方にも飛んでくる状況だったのですが日々なんとかやってきていました。

当然のことですが、そんなことをしてるうちに課全体がはれもの扱いになってしまって課題を達成したとしても成果に反映されないような状況だったんですね。

私のことも問題部署の〇〇さんとそういう扱いで。その環境が続くとだんだん気力がなくなって腐っていくのを自覚してました。
今みたいにアウトプットのためにnoteをやるなんて気力もなく、一日を終わらせることでいっぱいいっぱいでした。

そんな状況も転機があって、今の上司になると一気に変わったんですよね。今の上司は会社が決めた進むべき道を150点の出来栄えで進み続けるようなプロフェッショナルで、しかも気さくと。

私もいい影響をうけてこうやってnoteを書いていますが、まぁあかんリーダーは周囲も不幸にするということですね。

長になるということはそれまでとは違った知識と能力を求められると自覚してやり方を変えないといけません。

できる課長とは

できる課長というのは「組織ピラミッドの一員として責任をまっとうする人」であるといいます。

それは上意下達の課題をチームで解決することであったり、部下を育成することであったりと中間管理職として個を超えた視点で動かなくてはいけなくなります。

組織に属する以上はその組織にフルコミットしていくことが求められるし、その自覚が肝要なわけです。

今は、企業側が従業員にどれだけ仕事しやすい環境を提供して、高いモチベーションを保って生産性をあげてもらうかに腐心してるところもありますよね。

ただ、それっていうのはモチベーションを引き出せなきゃ仕事しないということと裏返しで、安藤さんはモチベーションどうこう以前に「仕事である以上はやれ」という考えです。

この辺は一理ある…と思いつつもある程度仕事しやすい環境が前提ですよね。組織人としてのプロフェッショナルを要求されても、それを提供するに足る組織かって考えてしまいそうです。

私なんかは昔そういうことも考えたこと在りましたが、今は会社にいる以上はやる!やりきる!と決めてます。そういう気持ちになれなくなったら去り時だろうということです。

スーパー大雑把にできる課長とはってところを引っ張りましたが、本書は個別具体的な考え方振る舞いをたくさん紹介してますので、即効薬として効果があると思います。

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