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「旅はみちづれ」イタリア その1

イタリア8日間 格安ツアー

いつものメンバーで、長期休暇の計画の話し合いの為集まった。

なにしろ、9日間たっぷりある。
計画を立てるのも疲れるので、ツアーを利用することに決まった。

行き先はイタリア。

私は、ヨーロッパに行く時はツアーを利用したことがない。ツアー客は、美術館などにすぐ入場できる。個人で行き、律儀に並ぶと時間がかかる。車を使えば駐車場探しが大変‥ そんな時、ツアーのメリットを感じていた。

今回のツアー。とにかく「いいのだろうか?」と思うほど、格安である。国内旅行より安い。シーズンオフだからだろうか?

ミラノ→ヴェローナ→ペネツィア→ピサ→フィレンツェ→ローマ(バチカン) 

8日間。見所も満載。全食事付き、ウフィツイ美術館やピサの斜塔など名所の入場料も込みだという。

しかも、デラックスな観光バスを利用!

抜群のコスパに、お姉様方ノリノリである。

これが珍道中の幕開けであったとは‥💦

今回の旅行記では、ツアーの安さの秘密と問題点に迫りたいと思う。

モスクワ経由!

成田発、アエロフロートで出発!
安さの秘密は、このあたりにあったのか?

日本時間13:05離陸。

水平飛行となり、即 ドリンクが供された。

1時間後(日本時間 14:00頃)食事。
その6時間後(日本時間 20:00頃)夜食。

日本出発便なので、食事は悪くない。

モスクワ着(日本時間 23:25頃)
     (現地時間 18:25頃)

なんと、空港内で3時間も過ごさなければならない。

にもかかわらず、ロシアの通貨ルーブルに両替する気にはなれない。

と、いうのも 買い物をしようにもめぼしい物が見当たらないからだ。

しかも、日本時間の深夜に当たる。兎に角眠い。

毎度のことだが、疲れる経由だった。

☆〜☆〜☆〜

ヨーロッパへ行く時は、大抵直行便を使用する。夕刻出発便を利用し、最初の食事を食べたら、すぐに眠ってしまうのでこのような問題は起きない。

過去に一度だけ、モスクワを経由したことがあったが、日本の航空会社便だったこともありこんなにも時間は空かなかった。

ロンドンから、エミレーツA380目当てでドバイ経由で日本へ飛んだ時もやはり空港で、何と5時間も過ごすことになった経験がある。

今はドバイ空港も、かなり拡張したらしいが、当時は 経由便が多数あるにも関わらず、座るところが足りなくて、眠くなった時は本当に困ってしまった。頼みのラウンジも満員とは。

但し、ドバイは珍しい物を沢山売っていて買い物が楽しかったので、両替をした。(枕みたいなピスタチオナッツ大入り袋はお買い得だった)
輸入品のミネラルウォーターがビックリするほど高くて、やむなく現地のものを買ったら、すこぶる口に合わず一口飲んでやめた苦い思い出も。いずれも格安航空券の落とし穴である。

☆〜☆〜☆〜

さて、モスクワを離陸。(日本時間26:40)
           (現地時間21:40)

水平飛行に入ると、慌ただしく食事が供された。
時差には慣れなくてはならない。

そして、ミラノに到着したのは、
(日本時間 6:20)
(現地時間 22:20)

体内時計は早朝だから、さながら徹夜して朝眠る感覚である。

驚きのホテル

パスポートコントロールを抜け、ラゲージを受け取り観光バスでホテルへ。

ひたすら、自動車専用道路を走る!

小一時間走った辺りで、ガイドさんから、「ホテルが見えて来ました」という案内があったので、みんな窓の外に注目した。

「???」

ハートのマークが描いてあるではないか?

自動車専用道路沿いにあるのだが、やたらとネオンが眩しい。

ツアー客一同、絶句した!これは、特殊なユーザーが利用するところではないのか?

自然とツアー客のカップルの方に、好奇の目が注がれた!

ホテル到着は (日本時間 8:30)
       (現地時間 24:30)だった。

種明かしだが、このホテルは 入り口が二箇所あり半分は普通のホテルだった。
しかし、部屋がない場合は、違うタイプの部屋が当たることもあるそうだ。
安さのからくりがみえてきた!

ノーマルな部屋にほっとした途端、皆安心して眠った。ただし、早朝の出発が控えている。

以降は、現地時間で表示する。

→イタリア その2へ続く

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