介護職員がお金のためじゃない副業をする理由
こんばんは!井上弦(いのうえゆずる)です。1991年生まれの29歳。現在は秋田県能代市二ツ井町で高齢者施設(ショートステイ)介護職員として働きながら、noteにて介護と田舎について書くことを行なっています。
自己紹介の詳細はこちらのnoteを是非!
今回は【介護職員がお金のためじゃない副業をする理由】と題して
5つのnoteに分けながら書いていきます。
1.井上弦が思う介護って? 人が好きになった、きっかけは介護だった
▶︎2.介護職員の枠を飛び越えた話 人に会うことで生まれる循環
3.井上弦が思う副業って? お金じゃない出会いから始まる副業がしたい
4.副業してどうなりたいの? 今とこれから
5.副業をするために続けること
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こんな人に読んで貰いたい
・現役の介護職員であり「今の自分の介護ってどうなんだろう?」と思ってる人
・井上弦の考え方を応援したい人
今回のnoteでは井上弦が2016年から移住した秋田での3年で個展をして200人を集まった話などをします。(関連noteも合わせてお読み頂けると嬉しいです)
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前回(1.井上弦が思う介護って?人が好きになった、きっかけは介護だった)の
振り返り↓
介護は私にとって、人が好きになったきっかけだった。 人と人とを繋いでくれる介護が私は大好きになっていた。
前回の【1.井上弦が思う介護って?人が好きになった、きっかけは介護だった】はこちらです。まだ読んでないという方は是非!
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2.介護職員の枠を飛び越えた話 人に会うことで生まれる循環
介護がきっかけで人が好きになった井上は秋田に来て介護職員しながら休みの日を利用して秋田に住んでいる人に会いに行った。
知り合いが誰もいない秋田で介護職員(仕事)以外でまずはじめにやったこと。
能代市で作家(注文家具屋)さんの床貼りワークショップに行ったり
北秋田市にいるマタギさんと山に登ったり
三種町にある、ヤギがいる美味しいリストランテに行ったり
すると介護につながることが起きた。
仕事以外で開催した地域交流会に来てくれた地元のお米農家がうちの施設にお米を入れてくれたのだった!(めちゃくちゃ嬉しかった!!)
詳しくはこちらのnoteにて
人に会って→自分の話をする→人が循環する。
それが自分(出会いや仕事)に返ってくる。
積み重ねたら3年で350人の友人ができていた。
秋田に来て、Facebookの友達が400人→747人になった(2020年4月時点で)
3年で350人って・・・(微妙じゃない?)って思うかもしれないが去年2019年11月に開催した「井上弦。秋田展。」では2日間で200人の人が秋田県内、県外(東京・神奈川・長野・他)足を運んでくれた。写真家でもない、絵描きでもない、作家でもない、介護職員の秋田来て3年間の軌跡に200人がくる。施設と家の往復だけはできなかったこと。人が好きにならなかったらできなかったこと。全ては人が好きになって自分の想いを話し、動いた結果だ。(その節はみなさん、ありがとうございました)
詳しくはこちらのnoteにて
介護職員だけではできないことが、人と出会うことでできた。
このつながりは仕事と自宅の往復ではできない。
人を好きになっていないとできない。(休みの日に動く、仕事以外で動くと言うのは時間と体力を使う。けどそれが新しい出会いをくれる)
そんな風に話をすると、こんな風に言われそう・・・
「目の前の仕事だけしてれば良いんだ。やってればお給料もらえるんだから…」
全く持ってその通り。だけど、与えられた仕事しかやっていないと、「このキツイ仕事はお金のため」「怒られるのはお金のためだ」と目の前のおじいちゃん・おばあちゃんが人ではなくお金になってしまう。手伝った方が早く終わるから手伝う。汚れるからこっちでやろう。危ないからしない。あれダメ、これダメ、何かをしたらあ「徘徊だ」「帰宅願望だ」「認知症だ」・・・それは介護でもケアでもない。
自分の体と心を疲弊させる、ただの「労働」だ。
例えば、話すのが苦手なじいちゃんをお金や労働として関わると「あの人、頑固だし。関わりたくない」「手を貸すとすぐに怒られる。嫌だ」と言う気持ちが大きくなる。
お金じゃなく人として関ろうすると、このじいちゃんはどんな人?仕事は何してた?→農家さんだった→農家って何作ってんだろ?→聞いてみよ!って行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。もしかしたら熱心に農業の話をしてくれるかもしれない。「今度俺の田んぼさ来い!良いもの見してやる!!」と自分の家に招待してくれるかもしれない(井上はこんな感じでいろんなところにお邪魔してます)
介護は人ありきの仕事だ。人を大切にしないと自分に返ってくる。
まとめ
人が好きになったら人と出会いが循環するようになった。 人として関わろう。お金や労働でなくその人を知ろう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
イイネ、コメント、シェア、よろしくお願いします。
次回は、3.井上弦が思う副業って?を書く予定です。
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