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意見が出たあとが勝負

私は介護施設(ショートステイ)で
働いている介護職員です。
今日は介護職員のレベルを
「1」アップするお話をします。

結論「出た意見をどうカタチにするかが大事」

介護施設では日々、いろんな意見が出ます。

「新しく来た利用者の対応」
「状態が変わってきた利用者の対応」
「最近あった変化に対して意見交換」

意見は、たくさんでます。
それだけ、介護に対して思いがある。
とっても良いことですが、今日の本題は…
「その後がない」とお話です。

厳密に言うと意見が出たあとの
「それをどうやって進めていくか」進め方、
「いつまでにやるか、形にするか」計画、
「なった形がどうだったか」検証、
「どうしていくか」方向性、、、
計画性みたいな部分がほとんどない。

例:利用者の田中さん
「寝ている時はこうした方がいい」

意見が出て「そうだね。そうしよう」と
結論が出たとします。その後が・・・大事!

「じゃあそれをどうしていくか」
例えば、「変わりなく休まれていました」と
記録に残すのか

「いつまでやるのか」
例えば、1週間やってみて決めるとか

「今後どうしていくのか」
例えば、1週間やってみて問題がなかった。
本人に聞いてもこっちが良いと言っていた。
なので、こっちに変更します。と周知する。

ここらへんまで考えて、
計画性を持って動いている介護職員には少ない。

介護の現場はどうしても、
場当たり的な対応(お願い・手伝い優先)
記録ができない環境(自分より相手優先)
次のことで頭がいっぱい
(タイムスケジュールびっちりしたがり)

やらないとと思うことがある。
やろうと思ってはいる。
お願いされる。やる。終わる。
呼ばれる。手伝う。終わる。
忘れる。気づくと同じ問題が起きる。
良くない循環になりやすい。

大事なのは出た意見をどう形にするか

私はいつも「それどうやって形にする?」と
尋ねています。
やります。やります。まずやります。から
計画する思考を優しく刷り込む。

1.意見を出す(あーだこうだー言う)
2.計画を練る(やり方、期日を決める)
3.実行する(やってみる。記録する)
4.振り返る(どうするか方針決める)

私たち介護職員は、
「介護じゃない」ことが苦手です。

「利用者への思いはめっちゃある!」
感情先行型の人たちが多い(私も!)

そこに(ざっくりでもいいから)計画が
加わったら「思いが通じる」関係ができやすい◎

意見が出たあとが勝負。
そこから、カタチにするやり方を考えよう。


佐藤ゆずるのTwitter

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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