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【ダイエット】手作りアイス【低カロリーレシピ】

ごきげんよう、柚子ロマです。
気が付いたら梅雨入りして暑くなってきましたね。
アイスの美味しい季節です♪

今日は低カロリーなアイスクリームを作る「手作りアイス」のレシピを公開していきたいと思います。

〇使用機材
・貝印のアイスクリームメーカー
・ボウルなどの容器
・泡だて器(ホイッパー)

〇材料
・カロリー50%オフの豆乳(マルサン) 60g~100g
 お好きなフレーバーで(バナナ・紅茶・麦芽コーヒーなど)
・ゼロカロリーのカルピスもしくは
 ゼロカロリーのアクエリアス  140g~100g
・低カロリー甘味料 少々
 エリスリトールスイートなら2gくらい
 ラカントの液体タイプ等お好みで
・キサンタンガム 0.5g~1g程度
・バニラエッセンス お好みで6振りくらい

〇作り方

⓪アイスクリームメーカーの冷却容器を24時間以上冷凍庫で冷やしておきます。アイスクリームメーカーを買って来たらすぐに洗って乾かしてから冷凍庫に入れておきましょう。

①ボウルなどの適当な容器に豆乳を60gから100gの間で好きな分量を入れ、全体として200g になるようにカルピスorアクエリアスを加えます。

②低カロリーの甘味料とバニラエッセンスを足してよく混ぜます。

③ キサンタンガムをふりかけるようにパラパラと表面に均一になるように振り入れて、泡立て器でよくかき混ぜます。ダマになりやすいので、容器の側面に泡だて器をこするようにしながらしっかり混ぜます。

④よくかき混ぜることができたら冷凍庫に入れて置いたアイスクリームメーカーの冷却容器のところに③を流し込んで、説明書通りにアイスクリームメーカーを組み立ててスイッチを入れます。

⑤15分ほど運転したらしたら完成です。

一度に全部食べず、少しずつ食べる場合には保存するための容器が必要です。保温/保冷のできるステンレスの容器をあらかじめ冷凍庫の中に入れておくことをおすすめします。

では写真で見ていきましょう。

マルサンの豆乳、ゼロカロリーアクエリアス、エリスリトールスイート
運転しているアイスクリームメーカー
アイスクリームメーカーの中でアイスの素が撹拌されています
15分を測るのにキッチンタイマーを使います
完成したアイスクリーム
冷凍庫から取り出しステンレス保冷マグボトルに移します
アイスクリームを移し終わって蓋をしたところ

☆アイスのカロリーはどうなっているの?

カロリーはおおむね豆乳の量に依存します。
貝印のアイスクリームメーカーに入れられる材料の上限をおよそ200mlと考えて(それ以上入れると溢れてしまうことがあるので)、写真で紹介しているバナナ豆乳が27kcal/100gだとすると、60g~100gの豆乳を材料とするアイスクリームは、全体でも27kcalよりは少ない熱量になると思います。

☆キサンタンガムって何?

材料のキサンタンガムは増粘多糖類といわれる食品添加物の一種です。加工食品においては非常にポピュラーな素材であり、また天然の成分で毒性はありません。
インターネットで購入可能ですが、使用量は非常に少量でコスパはよいです。
なぜ増粘多糖類を入れる必要があるのかというと、アイスクリームの「ふんわり・ねっとり感」を出すためです。
カルピスやアクエリアスのようなゼロカロリーの飲料だけでアイスクリームを作ると、それだけだとシャーベット状になってしまいアイスクリームっぽくなりません
また、冷却容器の底にカチカチに凍り付いてしまうことがあります。

アイスクリームらしい食感に仕上げるためには実は「油分」が必要なのです。
アイスの分類として知っている人もいるかもしれませんが、市販のアイスは乳脂肪分の含有量によって「アイスクリーム」「ラクトアイス」「アイスミルク」「氷菓」などにカテゴリ分けされます。
脂肪分をたっぷり含んだものだけが「名称:アイスクリーム」と名乗ることができるのです。
ご存知の通り、油脂類は低温の環境で固体となりますが、氷のようなカチカチの状態ではなく、スプーンで簡単にすくえるほどのふんわり柔らかい状態で形状が安定します。

アイスクリーム作りでは、通常は材料に含まれる油分が撹拌されながら冷却されることで、アイスクリーム独自の「ふんわり・ねっとり」した食感が生まれます。

ただし、ダイエットのために極力カロリーを低く抑えようとすると、使用する材料はアイスクリーム作りに必要な油分をほとんど含まない状態になるわけです。
油分の少ない材料だけで作るアイスクリームはシャーベット状になり、アイスクリームではなくなってしまいます。
しかし、増粘多糖類を少し混ぜてあげると、油分ほどではありませんが、「ふんわり・ねっとり」とした質感を作り出すことができるのです。

☆エリスリトールスイートって?

ニホンガーリック(通称Nichiga)というお店が扱っている低カロリーな甘味料です。
0kcalのエリスリトールという糖アルコールにステビアという甘い植物の成分を加えて甘味を調整したもので、10kcal/100gという低カロリーでありながら砂糖の5倍程度の甘さを示す甘味料となっています。
少量で甘みが出るので、冷たいものに溶けづらい&摂りすぎるとお腹を緩くするというエリスリトールの欠点を補うことができる優れものです。
価格が高いという欠点がありますが、使用量は少ないはずなのでコスパはそれほど悪くないといえるでしょう。
(なお白砂糖・精製糖はコスパが異常なので、比べてはいけません)

☆保存はどうすればいいの?

出来上がったアイスクリームは、増粘多糖類であるキサンタンガムの効果で「アイスクリーム」っぽく擬態している状態です。
本物のアイスクリームであれば、冷凍庫に入れておいても状態はあまりかわらないですが、この「低カロリーアイスクリーム」は冷凍庫に入れてしまうとカチカチの状態に凍り付いてしまいます。

なので、保冷の容器に移し替えたら、冷蔵庫で保管するようにしてください。
なお、冷蔵庫保管の場合は当然ですが温度が高いために少しずつ溶けてしまいます。
1晩置くというようなことはできないので、作ったらその日中には食べる必要があります。
ただ、溶けたものはほぼ変質せずに「豆乳をカルピスorアクエリアスで割ったもの」になりますからそのまま飲んでも問題ありません。

保管容器が縦長で食べづらいのですが?

アイスクリームを食べる時に、容器が細長いタンブラーの場合は底の方をすくいにくいので、マドラースプーンを使って食べるのがおすすめです。
喫茶店のクリームソーダについてくるやつです。
また、かき氷などについてくる細長いストローのスプーンでもいいかもしれません。
どちらも100均で手に入ると思います。

まとめ

  • 貝印のアイスクリームメーカーで低カロリーなアイスクリームを作ることができる

  • 低カロリーにするためには、材料は特殊なものを含むけど、使用料は少量なのでコスパは悪くない

  • 氷菓くらいの本当にカロリーの低いデザート(しかもとても美味しい)がいつでも15分でつくれるので、ガチでおすすめ

  • 特殊な材料がそろわなくても、マルサンの低カロリーの豆乳だけを使って作っても、そこそこカロリーの低いアイスになる

私は夫のために毎日アイスクリームを昼に作り、夜夕ご飯の前にも作って食後のデザートとして出せるように用意してます。
面倒なんですけど作り方自体はすごく簡単ですからね。
ご飯の用意を始める前に用意してスイッチオンしておけば、ご飯の用意が出来上がる頃にはアイスクリームが完成します。

夫は出来上がったアイスクリームはいつも食べきらずに、保温容器に入れて冷蔵庫にしまっています。
そうして、食事のあとしばらくして、好きなタイミングで美味しい手作りアイスを楽しんでいます。

豆知識

ミッキーマウスの大好物に「手作りのアイスクリーム」というのがあるそうです。
ミッキーマウスも大好きな味を、材料を工夫してぜひ低カロリーで楽しんでいただけたらと思います。

参考になれば幸いです。

今日も読んでくださってありがとうございました。
素敵な一日になりますように♪

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