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接客業で磨いたコミュニケーションスキルと現場対応力:私のキャリアを振り返って

「接客業」
よく聞く言葉ですよね。

私の人生の中心となっている業種です。

接客業は、単に商品やサービスを提供するだけではなく、人とのコミュニケーションがその中心にあります。

大学生時代から、さまざまな接客のアルバイトを経験してきた私。
接客の現場は、コミュニケーションスキルや対応力を磨く場でした。

パン屋
自転車屋
ドラッグストア
そしてホテルの宴会コンパニオン

多様な現場で得た経験は、私の財産です。

今回は、私のキャリアを通じてどのように成長してきたか、その道のりを振り返りたいと思います。


学生時代のアルバイトで身につけた基本的なコミュニケーション

私の接客業のキャリアは、大学1年生の時にパン屋さんで始まりました。

夜間のアルバイトで、レジ打ちを中心に、閉店業務なども任されていました。
たった半年間でしたが、お客様とのコミュニケーションの基本を学びました。

お客様からの質問や注文に迅速かつ丁寧に対応すること
笑顔やあいさつがどれほど大切か

を、体感しました。
最初は緊張しながらも、少しずつ会話の流れやお客様との距離感が掴めるようになり、接客に自信を持ち始めたのです。


大学2年生〜卒業まで、大手商業施設の中にある、自転車屋さんでアルバイトをしていました。

ここでは、ただ単に商品を売るのではなく、お客様の要望に耳を傾け、専門的な知識がない私でも、相手に満足していただける対応を心掛けました。

「丁寧に説明する」ということも覚えられました。

そして、誰に教えられたわけでもないのですが
「お客様の前では、笑顔でいる」
ということが、いつの間にか身についていました。

このころ辺りから、働いている間は笑顔でいることがデフォルトになってきて、意識せずとも人に褒められるいわゆる「素敵な笑顔」ができるようになっていました。

それは今でもすっごく役に立っていて、よく「笑顔が素敵」と言ってもらえます…てへ。

あと、基本的な自転車整備やパンク修理だったら、最終的にはできるようになりました(笑)。


ドラッグストアでの本格的な接客スキルの習得

大学卒業後、私はドラッグストアに入社。
化粧品担当として、6年半働きました。

ここでは、より本格的な接客スキルが求められる環境に身を置くこととなりました。

化粧品を販売する際には、単に商品の説明をするだけでなく、お客様一人一人の肌質や悩みに合わせた提案が必要です。
ここで学んだのは、商品知識の深さはもちろんのこと、
「お客様のニーズを的確に読み取る力」でした。

特に、カウンセリングの際には、お客様との信頼関係を築くことが重要です。

初めて訪れるお客様は、必ずしも具体的な商品を求めているわけではなく、悩みを解消してくれる「解決策」を求めています。
そのため、コミュニケーションを通じて本当のニーズを引き出し、それに応えることでリピーターになっていただくことができました。


また、登録販売者として薬の販売も担当しました。
ここでも、コミュニケーションスキルは重要でした。

お客様の体調や症状をヒアリングし、適切な薬を提案する際には、丁寧な説明が欠かせませんでした。
言葉遣いや態度、そしてお客様への配慮が接客の要であることを、改めて実感した仕事でした。


ホテルの宴会コンパニオンで学んでいる、気遣いと対応力

ドラッグストアを退職した後、私はホテルの宴会コンパニオン(レセプタント)の仕事を始めました。

全然知らない世界で、最初は戸惑うことも多かったのですが、ここで学ぶ「おもてなし」の精神は、仕事でもプライベートでも大きな影響を与えています。

この仕事は、お客様が役員や大手企業の幹部であることが多く、細かい気配りが求められます。

お酒を注ぐタイミング
会話の合間に入るタイミング
さらには、宴会全体の雰囲気を見ながら柔軟に対応するスキルが必要です。

どんな状況でも冷静に対応し、場を円滑に進めるための「現場対応力」が培われていっています。

また、宴会コンパニオンの仕事では、チームで動くことがほとんどです。
他のスタッフとの連携がとってもとっても重要であり、瞬時に意思疎通を図る必要があります。

私はリーダーで現場に行くことも多く、コミュニケーションスキルがさらに磨かれていっているし、今も磨いているところです。

そして、接客の本質とは「お客様に満足していただくこと」であると再確認しました。


9年間続けた仕事と今後の展望

ホテルの宴会コンパニオンとしての仕事も、気づけば9年が経ちました。
お客様に対する気遣いを徹底し、どんな場面でも臨機応変に対応できるようになったのは、これまでの接客経験のおかげです。


接客業で長く働いてきたことで、多くのスキルが自然と身につきましたが、特に大切なのは「相手を思いやる姿勢」「瞬時に対応する力」です。

これらのスキルは、どんな仕事でも役立つものであり、接客業の醍醐味でもあると思います。

今後も、接客業で培ったスキルを活かし、さらに成長していきたいと思っています。
また、接客業で学んだことを発信し、これから接客業に挑戦する方々に役立つ情報を発信できればと思っています。


読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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