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毛利元就のドール作ってみた①【メイク編】【戦国BASARA】

正直、『戦国BASARA』はオワコンだと思っている……。
でも、やっぱり好きなものは好き!
だから、ドール作ります!!


きっかけ

私の中では『戦国BASARA』は過ぎ去ったブームの一つでした。
先日、派生作品である格闘ゲーム『戦国BASARA X CROSS』の『毛利元就』の解説動画を拝見しまして……

やっぱ毛利元就さま最高ォォォ---!

動画に触発されて、かつての※捨て駒の血が騒いでしまいました。
(※BASARA毛利元就のファンを捨て駒と称します)

気に入ったキャラクターは、すぐドール化させたがる私の悪い癖が出てしまいました。

思い立ったが吉日、さっそく行動に移り、ドールポイント秋葉原にてドリームチョイス(詳しくはhttps://note.com/yuzunokidoll/n/nb3d8ba28c4abで)を行うのでした。

ドリームチョイスでお迎えしたDDSB(ドルフィードリームシスターボーイタイプ)ボディに、ヘッドはDCH-26を素体とし毛利さんを制作します。


メイク落とし

ドリームチョイスのヘッドには、公式のデフォルトメイクがされているので、まずはメイクを落としていきます。
使用したのは、『Mr.カラー薄め液』と綿棒、紙やすりです。
作業中は換気を十分行い、手袋、マスク着用を忘れずに!

綿棒を薄め液に浸して、アイラインの部分からメイクを落とし始めました。
正直、薄め液だけでは全てのメイクは落ちきりませんでした。
薄め液のみで、キレイに落ちたのは口唇のメイクだけでした。
眉毛とチークは跡がくっきり残ってしまい、アイラインは所々残りました。
結局、跡が残った部分は紙ヤスリで削り取りました。

これなら最初から口唇以外のメイクは、紙ヤスリで削り取ればよかったかな、と後悔………。

まぁ、何にせよ、最終的にはメイクがキレイに落とせたと思います。
目の大きさが思ったよりも小さく感じました。
オーバーメイクの力……だったのでしょうか?


デザインシートと下描き

さて、メイクを落とし終えたので、このヘッドを毛利さんにするべく下描きをします!

原作ゲームの3Dモデルから、アニメイラスト、果ては二次創作イラストまで、様々な媒体で私の理想の元就さま像を探しだして、イメージに落とし込みました。

ヘッドはDCH-26ですが、デザインシートはDDH-07のものを流用しました。

完成後をイメージするのは大事!ですからね!!

つや消しスプレーを2回吹いて、下地を作り、水彩色鉛筆で下描きに取りかかります。

例のごとく、下描きしたらスマホで撮影して、画像を反転させて、歪みがないかチェックしながら作業を進めます。
今回、そこまで歪みの修正作業をしなくても、いい下描きが出来ました。
私も成長している……ということでしょうか?
ん? そうでもない?

一番難しかったのは眉毛の角度です。
『戦国BASARA』毛利さんは、作中「氷の面」と言われるほど、表情の乏しいキャラクターです。

私はヘッドメイクの際、眉毛が一番感情を表現できる部位だと認識しておりす。

かといってやはりお人形ですから、無表情すぎても、ムスッとした表情も嫌。
涼しげなお顔になるように、眉毛はスッとやや真っ直ぐになるように描きました。

さて、ヘッドメイクに取りかかります!


ヘッドメイク本番

毛利元就さんのイメージを膨らませるため、作業用BGMは『戦国BASARA CROSS』より『厳島の戦い CROSS.ver』と、アニメ『戦国BASARA弐』より『Sacrificed PIECE』を流してました。

『戦国BASARA2』、『戦国BASARA3』の『毛利元就のテーマ』でもよかったのですが、上記の2曲が一番作業に集中しやすかったです。


話が脱線してしまいました。
ヘッドメイクに戻りましょう。

アイラインは茶色+橙色(1:1)で色を作りました。

眉毛は茶色+橙色(1:2)で、アイラインより明るい色合いで作りました。

まぶたと口のラインは茶色+橙色+肌色(1:1:1)の3色を混ぜ合わせて作りました。

下描きからはみ出さないように、ムラにならないように注意しながら、丁寧に仕上げました。

ベースメイクはこれで完成。
続いて濃い色で上塗りしていきます。

アイラインは先ほど作った茶色+橙色(1:1)に焦げ茶色(:1)を混ぜ合わせて色を作りました。

落ち着いた色合いに出来たかなと思います。
ここでメイクを馴染ませるためにも、つや消しスプレーを吹きたかったのですが、湿度が高すぎたので断念しました。
我慢できず、そのままパステルを塗ってしまいました。

2日後の早朝、天気もよく、湿度もまぁまぁ落ち着いていたので、つや消しスプレーを念入りに2回吹きました。
夜、仕事から帰宅し、最後の仕上げに口唇にハイグロスバーニッシュを塗り、艶を出しました。

パステルの色合いについて、かなり悩みました。
ピンクだと幼くなってしまうし、茶色、オレンジだと肌の色に馴染まないかもしれないし………。
それに『戦国BASARA』の毛利元就さまは冷たい風貌とも表現されるくらいだから、血色が良すぎるのもらしくないし……。
結局、ピンクとオレンジの2色を混ぜ合わせることにしました。
これは大成功でした。
肌の色に馴染む、いい発色になったと思います。

下のアイラインのバランスもいい感じ!

お顔の厚み(?)が増した気がします

パステルを塗る部分についても悩みました。
頬に塗ると幼い印象になってしまうだろうと判断して、あえて塗りませんでした。
代わりに目の周りに陰影をつけるように、ピンク+オレンジ(1:1)で作ったパステルを塗りました。

口唇は、その…、ちょっとお色気を出したくて、パステルをピンク+オレンジ(2:1)で混ぜ合わせ、ピンクを多くしています。
ちょっと濃かったかな~とも思いましたが、『ハイグロスバーニッシュ』を塗るといい塩梅に仕上がったと思います。

また、ヘッドメイク前はアイも自作すると意気込んでいたのですが、ドリームチョイスで購入したXタイプのしっこく色のアイが、思いの外、色味も形も毛利さんのイメージに合ってまして、そのまま採用することにしました。


お写真を撮ってあげました……、が

完成直後に撮影したお写真です。

すっごく気の強そうなお姉さんに見えますね……。
Sっ気が滲み出てるような………。
元就さまは作中、別キャラクターを足蹴にするシーンがあるので、まぁ、狙いどおりのヘッドメイクが出来たのかな。

お洋服は当時、着れそうなのが65cm用のこちらのドール服しか持っておらず……、髪もロングですし、なおのこと女性に見えますね……。

こちらは、数日後になんとなく撮ったお写真。
制服っぽいお洋服を揃えてみました。



う~ん……。


メイクの修正

毛利さんをメイクしてから1週間。
メイクのとある粗が気になるようになってしまいました。

アイラインとアイに隙間(緑の○の部分)が空いてしまっていますね…。
目頭のアイラインの位置をもっと内側を塗れば良かったなぁ……と、後悔し始めました。

Twitterでメイクを修正するべきかアンケートを取りました。

22名の方がアンケートに参加してくださいました。
ご協力、本当にありがとうございました!

「気にしすぎ」というご意見が大半を占めていたのですが……。

こんな言葉があります。

「誰かに相談した時点で、答えはすでに自分の中で決まっているのさ……」

結局、結果が出る前に、我慢出来ずにその日の夜、メイクを修正しました。
私の中では、メイクを修正したくてたまらなかったのです。

わざわざアンケートに答えてくださったのに、申し訳ございませんでした。


同じ色味を作るのが大変でしたが、色の差異が目立たずに塗れていると思っています。

アイラインとアイの隙間を解消することが出来ました。
これで違和感がなくなった……はず!

最終的には、修正してよかったと思ってます。


最後に

改めてお写真を撮ってあげました。

ほんのちょっぴり、派生作品の『学園BASARA』風で衣装や小物を揃えてみました。

Yシャツはあえて大きいサイズのものを着せてます。

中分けかつカラーがイメージ通りのウィッグがなかなか見つからず、ようやく見つけたのがこちらのロングヘアのものでした。

ウィッグは今後、美容室で短くカットしていただくことになっています。

衣装はさるところに、見積依頼を出している最中です。
『戦国BASARA2』の『第二衣装』を制作依頼を希望していますが、果たしておいくらになるのやら………。

戦国BASARA2 オフィシャルコンプリートワークスより引用

それでは、また次回!

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